日韓友情ウオークにおいて 朝鮮通信使の子孫は先祖の漢詩に感動した。
1607~1811年、朝鮮王朝が日本に送った外交使節団「朝鮮通信使」。日韓の市民がその足跡をたどる「21世紀の朝鮮通信使 ソウル― 東京 友情ウオーク」(日本ウオーキング協会など主催)で、第1回通信使の子孫が5月16日、静岡市の寺を訪れ、先祖が残した漢詩と対面した。
この日、静岡市清水区の清見寺を訪れたのはソウル在住の呂運俊さん(65)。第1回通信使の「正使」だった呂祐吉の子孫だ。
第1回通信使が滞在した清見寺には、呂祐吉が寺で詠んだ漢詩の額が残る。漢詩は呂祐吉が日没後に寺からみた三保松原の光景を詠んだもので、「使節として旅の目的を果たせた。壮大な旅だった」と結ばれている。
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