2017年1月20日金曜日

モディリアーニ 中山公男

「MODIGLIANI モディリアーニ 中山公男 新潮美術文庫」を読む。 ○ アメデオ・モディリアーニ(Amedeo Clemente Modigliani)(1884~1920享年35歳)はイタリア生まれ、ユダヤ人の血を引く画家、彫刻家だった。パリで芸術活動をしたのでエコール・ド・パリの代表的画家と呼ばれる。 ○ ジャン・コクトーの言葉「モディリアーニは映画俳優ジェラール・フィリップより美男子である。」勿論アラン・ドランより更に美男子であった。 ○ モディリアーニは 第一次大戦前後のパリ、モンパルナスで、芸術、貧窮、酒に溺れ病死した。生前モディリアーニの絵は売れず、彼は貧困に苦しんで亡くなった。献身的な恋人ジャンヌが後追い自殺。 モディリアーニは、実はボッティチェリ以来の人物像の大造形家であったとされる。この本には彫刻写真も収録している。

2017年1月6日金曜日

葛飾北斎

1月5日NHKBS「ザ・プロファイラー▽天才画家・葛飾北斎」 ○ 岡田准一がMCを務める歴史エンターテインメント。すみだ北斎美術館の開館で、改めて注目される葛飾北斎。森羅万象をあらゆる手法を駆使して描き、3万点以上もの作品を残した。 ○ 北斎はヨーロッパの印象派に大きな影響を与え、世界で最も有名な日本人と言われる。 ○ 一方、30以上の画号を使い分け、93回も引っ越しを繰り返すなど、奇行も目立った。人気画家でありながら、常に貧乏暮らし。世界をとりこにした破天荒な画家の人生に迫る。 ○ 北斎は晩年には肉筆画に専念する。晩年に至り凄みを増していく。90歳で死に至るまで画業の向上を目指した。 ○ 北斎の言葉「100歳に至っては神妙の域に達する。」北斎は100歳まで生きるつもりだった。北斎は絵も美しいが生き方も美しい人物だった。 ○亡くなる直前に描いた「富士越龍図」の龍は北斎自身の姿であったかもしれない。 ○辞世の句「ひと魂でゆく気散じや夏の原」

2017年1月1日日曜日

カジノ解禁法に4地方議会が意見書「国民の理解ない」 カジノ解禁法は12月15日、自民、日本維新の会などの賛成多数で成立した。賛成した議員は国民を堕落させるつもりだ。 ○ カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備を政府に促す「カジノ解禁法」について、地方議会から廃止や慎重な制度設計を求める意見書が出ている。成立前も含めると、岩手県と三重県、岩手県住田町、長野県伊那市の少なくとも4議会が「国民の理解が得られていない」などと指摘した。  

カジノ解禁法に4地方議会が意見書「国民の理解ない」 カジノ解禁法は12月15日、自民、日本維新の会などの賛成多数で成立した。賛成した議員は国民を堕落させるつもりだ。 ○ カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備を政府に促す「カジノ解禁法」について、地方議会から廃止や慎重な制度設計を求める意見書が出ている。成立前も含めると、岩手県と三重県、岩手県住田町、長野県伊那市の少なくとも4議会が「国民の理解が得られていない」などと指摘した。