2014年9月30日火曜日

福井県は福丼県を宣言。

丼ツーリズム:「福井県」は「福丼県」を宣言
○福井県内の飲食店などが、名物のソースカツ丼や海産物などの丼をPRするプロ ジェクトを企画。9月29日の発表会で西川一誠知事が「井」の字に点を打ち、「福丼 県」を宣言した。
「丼ツーリズム」を掲げ、丼物を食べられる48店を紹介するガイドも作る。福 井はコシヒカリ発祥の地でもあり、社団法人「全国丼連盟」からは丼の聖地に認定 された。
北陸新幹線の金沢までの開業を来春に控え、丼プロジェクトの野坂昌之委員長(5 1)は「福井の魅力をどんどん発信し、お客さんをどーんといただこう」と意欲 満々である。

9月30日は「くるみ」の日

○9月30日は「くるみの日」ですよ。
長野県東御市などのくるみ愛好家が制定。 「く(9)るみ(3)はまるい(0)」の語呂合せです。
参考。 清水 くるみ(1994年7月16日 - )さんは、女優さんです。愛称は、くーちゃん。数々のTVドラマ、映画に出演。舞台でも ロミオ&ジュリエット(2013年9月3日 - 10月27日、東京 / 大阪) - ジュリエット 役 出演されています。

2014年9月29日月曜日

朋有り遠方より来る、亦楽しからずや。

子曰。學而時習之。不亦説乎。有朋自遠方來。不亦樂乎。人不知而不慍。不亦君子乎。
子 曰く、学びて 時 之を 習う。 亦 説(よろこ)ばしからずや。 朋有り、 遠方より 来たる。 亦楽しからずや。 人 知らずして 慍(いきど)おらず、亦た 君子ならずや。

熊が蜂蜜の罠に掛かる。

金沢城公園のクマ捕獲 ハチミツ入りのおりに掛かる。
9月29日午前6時ごろ、金沢市丸の内の金沢城公園で、クマ捕獲用のおりの中に体 長約1メートルのクマがかかっているのを警備員から連絡を受けた石川県猟友会の メンバーが確認した。同県金沢城・兼六園管理事務所によると、クマはオスとみら れ、猟友会に引き渡されたという。

オキザリス

9月29日、近くの花壇にオキザリスが沢山咲いています。(はなかたばみ、花酢漿草)とも呼ぶそうですね。花言葉は 「輝く心」「喜び」「母親の優しさ」

2014 07-09作成俳句


竜胆や山脈統べる槍ヶ岳       麦 秋今週の俳句


腰強き一茶の里の走り蕎麦
蕎麦を挽く明治の水車緩やかに
八ヶ岳望む湯の宿蕎麦の花
赤ん坊あやして秋の麗らかな
鶏頭やなほ元気なる未亡人
鶏頭に血の香少し通夜の宵
竜胆やホスピスの友健やかに
秋爽やホスピスの友健やかに
雁渡しホスピスの友健やかに
青北風やホスピスの友健やかに
蕎麦の花ホスピスの友健やかに
萩こぼれ小雨に曇る墓参かな
汀女忌や小雨に零る萩の花
まぼろしの父の手振りや風の盆
青北風やホスピスと言ふ小世界
雁渡しホスピスと言ふ小世界
鶏頭や寡婦なればこそ悲しまず
ーーーーーー
サークル句会9月②投句
雁渡し ホスピスと呼ぶ小世界
象潟や九十九島早稲の風
鶏頭や寡婦なればこそ薄化粧
零れ萩小雨に煙る墓参り
まぼろしの父の手振りの風の盆
ーーーーー
白萩をこよなく愛し逝きにけり
奥飛騨に白萩乱る忠魂碑
蝗跳ぶ田舎芝居の時代劇
牧場の外れの杭に赤蜻蛉
 赤蜻蛉ホスピスからの遠電話
休刊日空はからつぽ秋桜
チンドン屋風に揺れいし秋桜
友呼ぶにミルキーウエイ秋桜
水脈長き大白鳥の離水かな
過去は捨て未来は知らぬ蛍草
秋潮の洗ひて残る錆ナイフ
潮に運ばれ来たる椰子一つ
竜胆や山脈統べる槍ヶ岳
太筆に紺を豊かに濃竜胆
白桃今が食べ頃良き香
秋風は心の揺れは何時までも
江戸川の水も豊かに曼珠沙華
戒律を破りし牧師曼珠沙華
喜寿過ぎて一蓮托生船施餓鬼
喜寿過ぎて何はともあれ彼岸花
撫子や伊良湖岬に豆灯台
撫子や未熟児やつと中学生
ーーーーーー
千葉市民短詩型文芸作品「第7集」応募
命綱引けば磯笛乙女海女
長閑さや左右の靴の色違ひ
高遠に絵島の墓石花の冷
慕ひ来し一茶の仮寓秋桜
天神に飴細工来て梅開く
主なき墓も洗ひて盆供養
象潟の九十九島早稲の波
ーーーーーーーーー
王子にはチンチン電車や秋彼岸
岬には砂の彫像秋彼岸
無花果は宝石箱にあるべしや
芦ノ湖の霧の中から海賊船
青芒明日貰はれる子犬かな
花梨の実明日貰はれる小犬かな
青芒崩れかけたる砂の城
生涯に眺めるだけの蛍狩り
夕銀河友の異名は天の川
ひぐらしや駅前広場猿廻し
黄落や上野の山に猿廻し
黄落や駅前広場猿廻し 無花果は宝石箱にあるべしや
芦ノ湖の霧の中から海賊船
青芒明日貰はれる子犬かな
花梨の実明日貰はれる小犬かな
青芒崩れかけたる砂の城
生涯に眺めるだけの蛍狩り
夕銀河友の異名は天の川
ひぐらしや駅前広場猿廻し
黄落や上野の山に猿廻し
黄落や駅前広場猿廻し 無花果は宝石箱にあるべしや
芦ノ湖の霧の中から海賊船
青芒明日貰はれる子犬かな
花梨の実明日貰はれる小犬かな
青芒崩れかけたる砂の城
生涯に眺めるだけの蛍狩り
夕銀河友の異名は天の川
ひぐらしや駅前広場猿廻し
黄落や上野の山に猿廻し
黄落や駅前広場猿廻し
給りし手のぬくみあり衣被
寡婦にして子供三人衣被
雁の琵琶湖の空を一列に
雁の持ち来たりしか友の文
鰯雲来ぬ人待ちて小半日
ジェット機の幾つ泳いで鰯雲
-------------------------------
NHK俳句大会投句
十歳の乙女の一騎野馬追
表札は亡き夫のまま刀豆垣
昭和とは重き軍靴と汗滂沱
----------------------------------
むささびの枝を離れし夜半の秋
秋の夜や駅弁買ひて小海線
伏目なる悲母観世音秋桜
悲しいみの相田みつをや秋桜
八ケ岳暫し仰ぎて胡麻叩く
貰はるる子犬宥めて胡麻刈りぬ
身に沁むや疎開の子らの飢え細り
身に沁むや便り途絶へし友思ひ
知床の大滝見つつ秋刀魚食ふ
赴任して潮騒聞きつ秋刀魚焼く
夜業後のそぞろ歩みや十三夜
白河の関を尋ねて十三夜
--------------------------------
サークル句会9月①投句麦秋
邯鄲や吾にも震ふ胸のあり
白桃や仄か良縁ある噂
早池峰の鄙びし湯宿星月夜
表札は亡き夫のまま刀豆垣
山葡萄灯台までの荒小道
-------------------------------
1.秋の水双手で掬ふ梓川
2.絵模様の友禅流し水澄めり   特選   
3.爽やかや花子の帽子甲斐に舞ふ  秀句
4.疎開児や炊ける幸せ今年米
5.ゆっくりと白桃すすり五能線     北本
--------------------------------------------------
お茶の水教会俳句会投句2014.09.09
山葡萄灯台までの荒小道
表札は亡き夫のまま刀豆垣
白桃や仄か良縁ある噂
邯鄲や吾にも震ふ胸にのあり
早池峰の鄙びし湯宿星月夜
初潮や連絡船のほの灯り
藪枯らし生家の地名地図に消ゆ
-----------------------------------
白桃を切れば仄かに恋の噂かな
白桃や妹欲しと言ふ少女
汗滂沱涙滂沱の昭和かな
汗滂沱昭和は一体何だらう
盆唄は相馬の里の嘆きかな
少年の飢えて蝗を齧りけり
邯鄲や吾にも震ふ胸にのあり
鈴虫をただ聴くのみの出湯かな
夜業した疲れし帰路は虫の闇
荒海の佐渡の友より今年米
生卵これぞ贅沢今年米
表札は亡き夫のまま刀豆垣     麦 秋
情熱の限り尽くして朱のカンナ
片思ひこそ麗しや黄色のカンナ
水澄むや浅間の嶺のに煙立つ
水澄むや笛吹川に錦鯉
初潮や連絡船のほの灯り
望の潮神島沖に連絡船
藪枯らし地盤沈下は収まらず
藪枯らし故郷の地名地図に消ゆ
八朔の出会ひありとて旅便り
八朔や石和の駅の大足湯
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」藤原敏行(古今和歌集)
峡宿の一夜せせらぎ水の秋
蔵屋敷出て舟着き場水の秋
十歳の乙女の一騎野馬追
小学生乙女の一騎野馬追
釣れぬ日に蓼を楽しむ是も良し
浜辺には蓼の茂みのシャワーかな
刀豆や垣根に掛けし海女の籠
 表札は亡き夫のまま刀豆垣
-----------------------------------
サークル句会8月②投句麦秋
主無き墓も洗ひて盆供養  
茅葺の屋敷静謐蝉時雨 
夏痩せの重き軍靴の父戻る
鯊哀れ上目使いに吾見たり   
無住寺に独り来たりて盆支度  
  
---------------------------------      
 サークル句会8月②北本
1.朝顔や快速通過駅の柵
2.枝豆や同窓会国ことば
3.晩夏光花子とアンの甲斐訛
4.廃線の跡をたどりし草の露
5.待宵や鐘楼たたく若き僧      
---------------------------------   
全て捨て旅に行きたし草の花
廃れけるした幸福駅に草の花
---------------------------------
御茶ノ水句会 鍛治登喜夫選20140822
3束の間の家族団欒庭花火
7過去はみな喜劇になりぬ茄子の花
11浴衣着て髪結ひ上げて十五歳
19母に付き見よう見まねの盆踊り
24旅に出る気持ち膨らむ鰯雲
37かなかなや羽黒に古び五重塔
70夏逝くや碇錆びゐし被爆船
--------------------------------------------
人も亦芋虫も亦神のもの
芋虫も必死に生きる哀れさよ
麦咲くや銀河鉄道走る宵
 蕎麦の花朝日に開く八ケ岳
 亡き友と静かに語る佳宵かな
三周忌過ぎやや悩ましき酔芙蓉
酒屋でまず注文のだだちゃ豆
 乾杯は田舎言葉でだだちゃ豆
かなかなや一瞬無人雷門
見詰められ三人に切る西瓜なる
ホテルまで雪崩込んだる盆踊り
山葡萄灯台までの荒小道
八十路山坂遙か虹の橋
オカリナ音色乱調大花野
捨て猫の摺り寄りきたる野分かな
敗戦を終戦と言ふ古老かな
夏痩せし疎開の童帰りけり
大汗の重き軍靴の父戻る
慎ましき老々介護蛍草
主無き墓も洗いひて盆供養   麦 秋今週の俳句
かなかなや一瞬無人雷門
見詰められ三人に切る西瓜なる
ホテルまで雪崩込んだる盆踊り
邯鄲や源頼家墓の辺に
邯鄲や思へば修善寺物語
岬まで靄の小道に山葡萄
ほとほとと海に散りけり山葡萄
青瓢熟れるを待たず逝きにけり
病床の窓に眺める青瓢
青栗のふと転がりぬ墓参かな
かなかなのほろと鳴きける墓参かな
主無き墓も洗いひて盆供養
紅白の萩を供へて魂迎へ
待宵や大山路の道祖神
文を待つ遠方恋愛小望月
--------------------------------
slownet 今週の俳句8月10日
③ 鯊哀れ上目使いに吾見たり     麦 秋
③ 茅葺の屋敷静謐蝉時雨       麦 秋
③ 無住寺に独り来たりて盆支度    麦 秋
---------------------------------
サークル句会選
特選
04.石段の露を消しゆく熊野詣
秀句
35.コスモスの数だけありぬ風の色
65.花芙蓉夕陽の駅に僧ひとり
74.襖絵の山水涼し大書院
82.まとまらぬ話手酌の冷し酒
84.みどり児を主役に据ゑて夏座敷
--------------------------------
サークル句会   1御茶ノ水句会投句
46. 雪渓のざらめで溶かす粉ジュース
43.  白芙蓉その子五歳の初化粧(けはひ)
07.  一の橋更に五の橋雲の峰
69. 蜩や上野に異人辻楽師
77. 赴任して陸奥なる丘の星月夜
-------------------
北本
石段の露を消しゆく熊野詣
帰る背にどよめきの声揚花火
夏草や新特急の通過駅
花芙蓉夕陽の駅に僧ひとり
ふりむけば空いっぱいの大花火
---------------------------
8月①投句サークル句会
一の橋更に五の橋雲の峰
雪渓のざらめで溶かす粉ジュース
白芙蓉その子五歳の初化粧(けはひ)
蜩や上野に異人辻楽師
赴任して陸奥なる丘の星月夜
------------------
松島の舟の揺れさへ秋暑し
漣やヘルンの眼鏡秋暑し
-----------------------------
2014.8.8
一の橋更に五の橋雲の峰
雪渓のざらめで溶かす粉ジュース
白芙蓉その子五歳の初化粧(けはひ)
御茶ノ水句会投句
雪渓のざらめで溶かす粉ジュース
白芙蓉その子五歳の初化粧(けはひ)
一の橋更に五の橋雲の峰
蜩や上野に異人辻楽師
赴任して陸奥なる丘の星月夜
-----------------------
かなかなや羽黒に古び五重塔
蜩や上野に異人辻楽師
亡き母の好きなる百合を盆用意
無住寺に独り来たりて盆支度
茅葺の屋敷静謐蝉時雨
萩の家を訪ひて声無き夕べかな
赴任して陸奥なる丘の星月夜
星月夜無線中継所に唯独り
鯊哀れ上目使いに吾見たり
誘ひける餌を無視せる鯊いたり
荒波や緋色の浜木綿咲く岬
浜木綿や灯台岬朝まだき
本州最南端灯台岬浜おもと
神輿練る温泉街や海紅豆
白芙蓉その子五歳の初化粧(けはい)
朝まだき目覚め眩しき酔芙蓉
投句まで暫しの思案秋扇
緊張の解けし一瞬秋扇
朝顔を隙き来る風のおもてなし
苦瓜の葉をカーテンに昼餉かな
田沢湖の漣響く秋桜
コスモスの乱れし辺には忠魂碑
黒川能見たりし余韻星月夜
鄙びこそ黒川の能星月夜
早池峰の鄙び湯宿星月夜
八ヶ岳麓の湯宿星月夜
ノクターン聴きたる余韻星月夜
セレナーデ聞きたる余韻星月夜
灼熱の焦土に供ふ千羽鶴
炎天の焦土に供ふ千羽鶴
雲の峰それなる彼方過去の家
鷹柱旋回望む遠眼鏡
白百合や妹欲しい一人つ子
合歓の花妹欲しい一人つ子
夕虹に一つの願ひ陶器笛吹く
井戸水で淹れし新茶の芳しさ
雪渓のざらめで溶かす粉ジュース
雪渓にあるかも知れぬ落し穴
天蓋花の太陽隠す大きさよ
病ひ人を日々慰める日輪草
新涼や佐渡に由緒の能舞台
新涼や古老さらりと黒川能
手花火に追はれ泣きべそ三歳児
江戸湾に零す五色の花火かな
水泳帽地球が丸く見える浜
パラソルや地球が見える浜
白波や帆を傾けしヨットかな
外湯よりせせらぎ聞くや明け易し
湯の宿にせせらぎ聞くや明け易し
利根川の源流響き明け易し
蜜蜂来胡瓜の花の笑みにけり
胡瓜揉み君の疲れを和らげる
一の橋更に五の橋雲の峰
雪渓がせり上がり来る小海線
雪渓に休めば燕一閃す
蛇衣脱げり古き背広を捨て去らう
戦争を知らぬ政治家終戦日
電話して暑中お見舞い見て下さい
灯を消してせせらぎを聞く湯宿かなく
草いきれ藤原三代夢の跡
神島と伊勢を覆ひし雲の峰
神島と伊勢を包みし雲の峰
伊良湖に小さな灯台雲の峰
野薊や伊良湖岬に万葉碑
利根川の白波望む夏座敷
大利根のさざ波望む夏座敷
大利根の白波望む夏座敷
麓には伊勢志摩ありぬ雲の峰
機関車の煙を溶かせり雲の峰
新緑や蒸気機関車ひた走り
被爆してせめささやか青葉風
被爆してせめて小さな青葉影
残雪の片辺に開く黄菅かな
ゴンドラの一揺りしたる若葉山
半世紀経しクラス会若葉風
利根川の源流涼し露天風呂
利根川のせせらぎ涼し檜風呂
利根川の源流涼し檜風呂
利根川の漣(さざなみ)涼し檜風呂
晶子歌碑拝し給はる冷素麺
若鮎の腸(わた)も甘しと讃へけり
枇杷啜る幸せさうな会話して
美はしき観光用の田植えかな
賜りて産地は聴かず桜ん坊
廃校の中学校の立葵
職退きて直ぐ認知症冷奴
目の前の娘にどなた冷奴
古代蓮開きし音を聞かざりし
市長来て恭しくも蓮まつり
尋ね来し一茶の仮寓江戸風鈴
失なひし親友一人玻璃風鈴
--------------------------------
サークル句会7月②投句
阿弖流為(あてるい)の深き洞窟滴てり
雲海を突抜けている槍穂高
贈りしは花付き胡瓜五本ほど
原爆忌人皆火蛾となりぬべし
妙齢の頬笑み交し藍浴衣
---------------------------------
お互いに俳句初心者冷や奴
お互いに俳句初心者冷し酒
片蔭にほんに小さな喫茶店
片蔭に寄れば親しき君と僕
聖(ひじり)とて悟り未だに滝修行
早朝に友に花付き胡瓜かな
贈りける花付き胡瓜五本ほど
雲海を突抜けている槍穂高
遺品には木綿くるみの蠅叩き
蠅を見て蠅叩き持ち呉れよ
比島より魂還らざる終戦日
聖(ひじり)とて悔捨てざりし滝修行
善人も悪を為すなり原爆忌
みちのくに語部ありて夾竹桃
峡深く高野の聖滝修行
亡き叔父の魂還らざる敗戦日
みちのくの癒えざる傷み梅雨寒し
四阿に涼を求めて詰め将棋
青葉木菟母を恋しと疎開の子
青葉木菟薄粥啜る疎開の子
金魚にも大河を泳ぐ望みあり
青葉木菟飢えて細りし疎開の子
阿弖流為(あてるい)の深き洞窟滴てり
みちのくの鄙の壁仏滴てり
杉箸をはきと割りてや心太
一日にシャワー五回や心太
藍暖簾肩で押してや心太
妙齢の頬笑み交し藍浴衣
高層のレストランにて掻き氷
駅弁と共に買ひけり心太
湯の宿の良く冷やしける心太
八ヶ岳ひらり開きて心太
令嬢はちよつと隠れて心太
心太これもご馳走八十近ひし
原爆忌人皆火蛾となりぬべし
水打つや幻に見る生駒山
水打ちて微かに聞こゆ胡弓かな
滝しぶき六根清浄唱へてや
昨日の新婚さんも滝拝む
明け易し埴輪の乙女笛響く
明け易し埴輪の丘に露座仏
明け易し足湯に浸り土の笛
海紅豆外湯に五尺湯揉み棒
荒寺に陰を求めて昼寝かな
国宝展見たりし庭の白芙蓉
雲海を突抜けている槍穂高
雲海は翼の真下渦巻けり
思ふれば大友の皇子青山椒
湯の宿にせせらぎ響く青山椒
医院去り炎熱の世に入りにけり
雲の峰ふと出逢ひたる山頭火
雲の峰其の先何かありさうな
ーーーーーーーーーーーーーーー
7月①サークル句会 投句 麦秋
負けぬ気のラジオ体操海紅豆
茉莉花や外湯に五尺湯揉棒
婿殿の回復如何が鰻飯 
もてなしは若鮎の膳伊豆の宿
嬰(やや)の名を呼べば微笑む合歓の花
ーーーーーーーーーーーーーーー
北本さん「投句
1.明易し旅の朝湯に句碑のあり
2.万緑や湖畔に出会ふ猿の群れ
3.芭蕉丸歌声響く夏最上
4.古き宿廊下の軋み百合の花
5.短夜や新聞開きむし眼鏡         北本 
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
麦秋選
特選
04.明易し旅の朝湯に句碑のあり
秀句
30.渓流に架かる吊橋初蛍
49.蝶ヶ岳眺むる槍穂雲の峰
59.芭蕉丸歌声響く夏最上
61.花栗や丹後は雲の低き国
74.冷奴水百選でつくる味
----------------------------------------
熟年のラジオ体操海紅豆
負けぬ気のラジオ体操海紅豆
早苗田の暮れや一束忘れ苗
短夜や掘割泳ぐ錦鯉
明易し蓮葉転がる水の玉
白南風に揉まれし川の錦鯉
火柱となりし我が友敗戦日
枇杷好き小鳥賑やか峡の寺
未熟児のやうやく五歳合歓の朝
身に合はぬ浴衣なれども藍絞り
身に合わぬ浴衣なれども紅絞り
バルテユスの浴衣姿も面白き
ささめ雨睫毛濡らしせし合歓の花
嬰の名を呼べば微笑む合歓の花
介護後のしばしの憩ひ桐の花
介護後のしばしの憩ひ百合の花
滴りを掬ひて憩ふ峠かな
滴りを掌に受け憩ふ峠かな
蓮池の何処や水の湧く響き
蓮開く何処や水の湧く響き
古代蓮何処や水の湧く響き
馬柵尽きあたりに増ゆる赤蜻蛉
サングラス心の傷み隠す為
職退きて威厳を保つサングラス
茉莉花や外湯に五尺湯揉棒
伊豆の宿若鮎飯をもてなせり
婿殿の快気祝ほぐ鰻膳
たぎつ瀬やかすかに聞こ時鳥
幾たびも留守番電話枇杷熟れる
バルテユスの乙女の如き桜ん坊
もてなしは若鮎うどん伊豆の宿 弥生会7月4日
川鹿笛信濃に江島蟄居の間
鈴虫や信濃に江島蟄居の間
川蜻蛉信濃に江島蟄居の間
糸蜻蛉信濃に江島蟄の間
絵手紙にはみ出す程の枝の枇杷
バルテユスの少女の如く枇杷未熟
絵手紙溢れるほどの枝の枇杷
身障の娘加へて枇杷狩りに
泳ぎ終へ頬に剃刀心地よし
心身を濡らせし旅や半夏生
伝説の心中の河原半夏生
婿殿の回復如何が鰻飯  弥生会7月4日
婿殿の健康如何走り梅雨
梅雨晴れの小半日にて美術館
赴任して星に囲まれ端居かな
赴任して電話なき夜の端居かな
山峡の無人踏切百合の花
山峡の無人踏切時鳥
山峡の無人踏切水芭蕉
山峡の無人踏切岩燕
山峡の無人踏切河鹿笛
山峡の無人踏切四十雀
山峡の無人踏切仏法僧
麦藁帽一つ残して嫁ぎけり
麦藁帽やはり忘れて嫁ぎけり  
山峡の無人踏切夕蛍
山峡の無人踏切糸蜻蛉
山峡の無人踏切青葉木菟
忘れたる頃に来るバス水芭蕉
忘れたる頃に来るバス青葉木菟
就職の採用通知唐菖蒲
和蘭あやめ時間遅れのバス来たる
古書店に迷ひ込んだる蚯蚓かな
古書店に迷ひ込んだる黒揚羽
図書室に迷ひ込んだる黒揚羽
図書室に迷ひ込んだる天道虫
若葉風五尺に余る湯揉棒
茉莉花や五尺に余る湯揉棒  弥生会7月4日
海紅豆五尺余る湯揉棒
花梯梧五尺に余る湯揉棒
仏桑花五尺に余る湯揉棒

稲毛海岸駅前イオンマリンピア店4階にWi-Fiスポット。

9月29日。お早う御座います。オリンピック控え外国人観光客要望はWi-Fiスポット増やして欲しいそうですね。今朝稲毛海岸駅前のイオンマリンピア店4階に行ったらタブレット端末がインターネットに接続できた。楽器店、本屋さんの間にはソファーもあってちょっとした休憩場所です。このメッセージはマリンピア4階のソファーから送っていますよ。

「おチエさんの老青春を生きる 中村チエ」を読む。

「おチエさんの老青春を生きる 中村チエコ」読む。私には人生如何に生きるか大いに勉強になるエッセイです。
中村チエコさん(1909~1995)は中村メイコさんのお母さんで作家神津カンナさんのお 祖母さんです。チエコさんの84歳の生き生き老青春記です。死ぬ日まで育てつづける幸せづ くりの知恵エッセイです。チエさんのいきいき老青春のつまった1冊。死ぬ日まで育てつづける幸せづくりの知 恵で、毎日をのびのびと生きるおチエコさんが、ちょっとした日々のできごとや、素敵な老いか たをしている友人たちのことなどを楽しく話します。チエコさんとメイコさんはお互いに尊敬しあい、つかず離れず、干渉しないがモットーです。

2014年9月28日日曜日

土井たか子さんご冥福を祈ります。

土井たか子さん突然の訃報を聞き驚きました。深くご冥福を祈ります。2大政党政治を実現した政治家として評価される。
○女性初の 衆院議長 を務められた、社会民主党 の元党首だった 土井たか子さん(本名・土井多賀子) (1928年11月 30日 - 2014年9月20日)は 9月20日、肺炎のため亡くなられました。85歳でした。葬儀・告別 式は近親者で営まれました。
○1986年の衆参同日選で大敗した 社会党 の再建を託され、委員長に就 任。 消費税 導入を掲げる 自民党 に対して「だめなものはだめ」と論陣を張り、対抗軸を鮮明にした。 消費税 導入と リクルート事件 が争点と なった89年の 参院選 で大勝し、 自民党 の過半数割れとなった。「山が動いた」とのせりふは、流行語になった。

青葉の森文化ホール、クラシックコンサート。

昨日9月27日に千葉市「青葉の森公園芸術文化ホール」に「秋の名曲コンサート」を聞きに行きました。演奏プログラムは、
○ソプラノ独唱「秋の月 滝廉太郎」「ゆりかご 平井康三郎」「舟歌 団伊玖磨」
○テノール独唱「菩提樹 シューベルト」
その他ドイツ歌曲多数でした。
青葉の森はもう芒が風に揺れていました。

ノンステップバス

日本各地に何故かアルファベットでバスの横に「NON STEP BUS」書いたバスが走っている。外国人にはこれが分からない。 「NON STOP BUS」早ととちりするお客まで現れました。
○ジョーク「おおーい バスが止まらないよ~。」「お客さんこのバスは宇宙までノンストップですよ。」
○「NON STEP BUS」 は和製英語だそうですね。本当の英語では「LOW FLOOR BUS」だそうですね。

ヒラリー・クリントンさん初孫。祝賀。

クリントン夫妻に初孫 一人娘のチェルシーさん女児出 産。心からお祝い申し上げます。
ビル・クリントン元米大統領、ヒラリー・クリントン前米国務 長官の夫妻に初孫が誕生した。一人娘、チェルシー・クリントン さん(34)が9月27日、女児の出産をツイッターで明らかにし た。チェルシーさんは9月26日に出産し、赤ちゃんをシャーロットと 名付けたという。ヒラリーさんは2016年の大統領選への立候 補表明を取り沙汰されており、夫妻の動向に改めて注目が集まっ ている。AP通信によると、大統領夫人や上院議員も経験したヒ ラリーさんは、祖母になることについて「これまでで、最もわく わくする肩書だ」と話していたという。
チェルシーさんは10年、マーク・メズビンスキーさんと結婚 し、ニューヨークに住んでいる。
ーーーーーーーーーー
Congratulations !!
The daughter of former President Bill Clinton and former Secretary of State Hillary Clinton had given birth to a baby girl named Charlotte Clinton Mezvinsky:
Chelsea said
Marc and I are full of love, awe and gratitude as we celebrate the birth of our daughter, Charlotte Clinton Mezvinsky.

御茶ノ水教会俳句会201410

十月投句一覧
 (各自七句づつ選句して下さい)
1聖書読む集ひ始まり涼新た
2月に投げ闇に掬える踊かな
3山葡萄灯台までの荒小道
4焼岳の一刷毛の雲秋めける
5梅雨すぎてカタツムリさえ道歩む
6空高し乳歯生え初む笑顔かな
7コスモスや透き通る風頬に受け
8くるいなく変わる季節や秋の夕
9植え替えの黄菊に愛も混ぜ入れて
10箱根路は霧の中へと吸い込まれ
11雲光り屋根もひかりて残暑かな
12すだれ取り秋の日差しが部屋に満つ
13軍港の空を爆音秋暑し
14田の面はひねもす籾の焼く匂ひ
15人恋ふや廃屋に鳴く昼の虫
16流れ星近くて遠き国後島
17静かなる夜鳴く虫の音わずらし
18星月夜地球という名の観覧車
19さわやかな一夏涼風水羊羹
20表札は亡き夫のまま刀豆垣
21雲晴れて十六夜の月賞でにけり
22被災地の復興願い蕎麦実る
23雨の中芋茎一束抱えおり
24秋の蝶椅子に一人のロイヤルティ
25若鮎の堰とめられて跳ねにけり
26海見ゆるホスピスの玻璃鳥渡る
27休耕田コスモス一本咲きにけり
28さわやかや速歩となりし朝散歩
29桔梗や老舗おかみの立ち居かな
30まず試食古米残して今年米
31鈴虫やバスを待つ子の白き杖
32太陽に紫式部輝けり
33白桃や仄か良縁ある噂
34オズの国案山子の帰る家何処
35夕間暮ほのかに残る白木槿
36夏祭突如市民が狂気する
37列島を災禍襲いて夏去りぬ
38秋海棠描いた着物を肩に掛け
39秋立ちぬ乗り換え駅のホームかな
40敬老の菓子に戸惑い秋の朝
41脇役が主役となりて酸橘かな
42富士挑戦一歩一歩とあと一歩
43 「松茸」の幟が招く割烹店
44邯鄲や吾にも震ふ胸のあり
45遠会釈交わして月の客となる
46蓑虫やそれぞれの夢ぶら下げて
47落ち栗を期待して行く散歩道
48秋めくや運河に揺らぐ光の輪
49巾着田明るく輝く彼岸花
50蒸し蒸しと今夏は虫も暑かろう
51初秋の里の果樹園風甘し
52瓶の中薄紅に染む新生姜
53酢橘贈られ急ぎ秋刀魚を買いにけり
54秋冷の女のうなじモジリアニ
55さまざまに愛賜りてシニアの日
56秋日傘子にいたはられ試歩の道
57小ぶり良し塩瀬の饅頭秋うらら 
58駅前にジャズの楽団晩夏光
59秋扇と思いつ無聊の手に遊ぶ
60一行の雁の行方や手賀の沼
61高架ゆく相模鉄道稲の花
62知床五山稜線しかと秋気澄む
63稲穂刈る子供等の顔輝けり
64運動会カメラ子を追ひ必死なり
65蟹工船小林多喜二を偲ぶ旅
66朝顔や水色ワルツ聞こえ来る
67稲穂垂れ農夫腰に手良き笑顔
68早池峰の鄙びし湯宿星月夜
69マンホール蓋跳ね飛ばす秋出水
70伝道学院ひとすじの道天高く
71切支丹禁制の地区鶏頭花
72老いてこそおしゃれの楽し女郎花


1945年9月27日は昭和天皇がマッカーサー元帥を訪問された日。

9月27日今日は何の日。
○1945年9月27日は昭和天皇がマッカーサー元帥をアメリカ大使館に訪問された日です。
マッカーサー回想録によると昭和天皇の語った 言葉は、次のようなものだった。 「私は、政治、軍事の両面で行ったすべての決定と行動に対する全責任を負うものと して、私自身を、あなたの代表する連合国、諸国の採決に委ねるため、 お訪ねした。」 と発言された。、これに対してマッカーサー元帥は、
「死をともなうほどの責任、天皇に帰すべきではない責任を引き受けようとする、 この勇気に満ちた態度は私の骨の髄までもゆり動かした。 私はその瞬間、私の前にいる天皇が個人の資格においても日本の最上の紳士であることを 感じとったのである」
35分にわたった会見が終わった時、マッカーサーの昭和天皇に対する態度は変わっていた。マッカーサーは、自ら昭和天皇を玄関まで見送った。マッカーサーにとって、最大の好意の表れだった。

2014年9月27日土曜日

9月27日読売新聞の記事。

読売新聞の憲法無視記事に仰天する。やはり読売新聞は自民党機関紙か。
記事に「集団的自衛権、平和貢献」とあるが議論が欠如している。
○9月27日読売新聞朝刊。「第7回安全保障シンポジウム。」(NPO法人ネットジャーナリスト協会主催、読売新聞後援)
○「集団的自衛権、平和に貢献。」パネリスト。石破茂地方創生相。石井啓一公明党政調会長。長島昭久民主党ネクスト外相。森本敏元防衛相。
○中国を対象とした軍事行動を中心とした討論内容が討論主題である。集団的自衛権は内閣で決め、後に法律整備すれば良い。」自民党、公明党が賛成すれば全て決定である。
○ 長島昭久民主党ネクスト外相の意見。「基本的には集団的自衛権に賛成。集団的自衛権の行使をどこまで是認するか国会で明らかにしていく必要がある。」(長島氏何言ってるんだよ。自民党と公明党が絶対多数でしょう。)

千葉市美術館「鏑木清方と江戸の風情」

9月27日千葉市稲毛区に住んでいる高校時代からの友人と千葉市美術館へ「鏑木清方と江戸の風情」を見に行きました。前から見たかった鏑木清方の絵が見る事が出来て嬉しいです。
○鏑木清方(明治11年~昭和47年/1878-1972)は戯作者條野採菊の子として東京神田に生まれ、浮世絵師月岡芳年の門人、水野年方から絵の手ほどきを 受けました。はじめ挿絵を手がけ、やがて展覧会を活動の場とする日本画家となり成功 を収めますが、清方が自身の造形と題材を模索するなかで見いだしたひとつの理想郷は 江戸の浮世絵にありました。なかでも鈴木春信や鳥居清長、勝川春章といった絵師たち の作品世界に傾倒し、季節や場所の風情を尊ぶ江戸人の心情にも深く共鳴しながら、たおやかで粋な独自の美人画を確立していきました。
清方が生涯描き続けた理想郷は、江戸の風情が色濃く残る、た幼時 を過した明治の東京でした。清方は来し方を繰り返し見つめ、季節の風物や市井のさり げない日常、暮らしの細部を丁寧に掬い、描きとめています。とりわけ戦中から戦後に かけて、東京から江戸の風情のみならず明治の面影までもが失われたのち、清方の過去 への憧憬はいよいよ募り、江戸情緒はより純化したかたちで作品に現れるようになりました。

9月27日まだ向日葵咲いています。

9月27日。お早う御座います。今日も笑顔で宜しくお願いします。
驚きました。千葉市美浜区真砂1丁目に向日葵がまだ咲いていますよ。

9月27日女性ドライバーの日

○9月27日は女性ドライバーの日
1917(大正6)年9月27日、栃木県の渡辺はまさんが、日本の女性としては 初めて自動車の運転免許を取得しました。
○写真は白いエンゼルトランペットです。

2014年9月26日金曜日

アルストメリア


近くの花壇に「アルストロメリア」が咲きましたよ。この花はブラジル 原産だそうです。花言葉は 「未来への憧れ」「エキゾチック」「機敏」「持続」「援 助」「幸福な日々」です。

伊東ホテル聚楽 予約2014.10 13

============================================================
「伊東ホテル聚楽」 ご予約承り書 (自動配信)
http://www.hotel-juraku.co.jp/ito/
============================================================
ご予約ありがとうございます。
ご予約内容につきましては下記のとおりでございます。
------------------------------------------------------------
予約番号: 2014090308174337

施設名: 伊東ホテル聚楽
TEL  : 0557-37-3161
FAX : 0557-36-3455

到着日: 2014/10/13 (14:00)
出発日: 2014/10/15 (10:00) (2泊)

宿泊者名: 鍛治 登喜夫 (かじ ときお) 様

プラン:迷ったらこのプラン!好きなものを好きなだけ♪約60種100品目が食べ放題 【ずわい蟹も食べ放題★出来立てが食べられるバイキング】

1泊目 10/13 -----------------------------

人数:3人  2食付
室数:1 室

客室:禁煙☆高層階和洋室44㎡(10畳+ツイン)7名定員~センターウイング館
大人@ 9,000 円 x 3 名

2泊目 10/14 -----------------------------

人数:3人  2食付
室数:1 室

客室:禁煙☆高層階和洋室44㎡(10畳+ツイン)7名定員~センターウイング館
大人@ 9,600 円 x 3 名

-----------------------------------------------------------
合計  55,800 円 (サービス料込・消費税込・入湯税別)

合計室数:1室 合計人数 大人:3名
交通手段 : 電車

受付日:2014/09/03 (08:54)





============================================================
「伊東ホテル聚楽」 ご予約承り書 (自動配信)
http://www.hotel-juraku.co.jp/ito/
============================================================
ご予約ありがとうございます。
ご予約内容につきましては下記のとおりでございます。
------------------------------------------------------------
予約番号: 2014090308174337

施設名: 伊東ホテル聚楽
TEL  : 0557-37-3161
FAX : 0557-36-3455

到着日: 2014/10/13 (14:00)
出発日: 2014/10/15 (10:00) (2泊)

宿泊者名: 鍛治 登喜夫 (かじ ときお) 様

プラン:迷ったらこのプラン!好きなものを好きなだけ♪約60種100品目が食べ放題 【ずわい蟹も食べ放題★出来立てが食べられるバイキング】

1泊目 10/13 -----------------------------

人数:3人  2食付
室数:1 室

客室:禁煙☆高層階和洋室44㎡(10畳+ツイン)7名定員~センターウイング館
大人@ 9,000 円 x 3 名

2泊目 10/14 -----------------------------

人数:3人  2食付
室数:1 室

客室:禁煙☆高層階和洋室44㎡(10畳+ツイン)7名定員~センターウイング館
大人@ 9,600 円 x 3 名

-----------------------------------------------------------
合計  55,800 円 (サービス料込・消費税込・入湯税別)

合計室数:1室 合計人数 大人:3名
交通手段 : 電車

受付日:2014/09/03 (08:54)











 

============================================================
「伊東ホテル聚楽」 ご予約承り書 (自動配信)
http://www.hotel-juraku.co.jp/ito/
============================================================
ご予約ありがとうございます。
ご予約内容につきましては下記のとおりでございます。
------------------------------------------------------------
予約番号: 2014090308174337

施設名: 伊東ホテル聚楽
TEL  : 0557-37-3161
FAX : 0557-36-3455

到着日: 2014/10/13 (14:00)
出発日: 2014/10/15 (10:00) (2泊)

宿泊者名: 鍛治 登喜夫 (かじ ときお) 様

プラン:迷ったらこのプラン!好きなものを好きなだけ♪約60種100品目が食べ放題 【ずわい蟹も食べ放題★出来立てが食べられるバイキング】

1泊目 10/13 -----------------------------

人数:3人  2食付
室数:1 室

客室:禁煙☆高層階和洋室44㎡(10畳+ツイン)7名定員~センターウイング館
大人@ 9,000 円 x 3 名

2泊目 10/14 -----------------------------

人数:3人  2食付
室数:1 室

客室:禁煙☆高層階和洋室44㎡(10畳+ツイン)7名定員~センターウイング館
大人@ 9,600 円 x 3 名

-----------------------------------------------------------
合計  55,800 円 (サービス料込・消費税込・入湯税別)

合計室数:1室 合計人数 大人:3名
交通手段 : 電車

受付日:2014/09/03 (08:54)




























 





 





























 

伊東ホテル聚楽予約 2015 02 25

============================================================
「伊東ホテル聚楽」 ご予約承り書 (自動配信)
http://www.hotel-juraku.co.jp/ito/
============================================================
ご予約ありがとうございます。
ご予約内容につきましては下記のとおりでございます。
------------------------------------------------------------
予約番号: 2014091108218539
施設名: 伊東ホテル聚楽
TEL  : 0557-37-3161
FAX : 0557-36-3455

到着日: 2015/02/23 (14:00)
出発日: 2015/02/25 (10:00) (2泊)
宿泊者名: 鍛治 登喜夫 (かじ ときお) 様

プラン:迷ったらこのプラン!好きなものを好きなだけ♪約60種100品目が食べ放題 【ずわい蟹も食べ放題★出来立てが食べられるバイキング】
1泊目 02/23 -----------------------------
人数:3人  2食付
室数:1 室
客室:喫煙可★和洋室44㎡(10畳+ツイン)7名定員~センターウイング館
大人@ 10,700 円 x 3 名

2泊目 02/24 -----------------------------
人数:3人  2食付

2泊目 02/24 -----------------------------
人数:3人  2食付
室数:1 室
客室:喫煙可★和洋室44㎡(10畳+ツイン)7名定員~センターウイング館
大人@ 10,700 円 x 3 名

-----------------------------------------------------------
合計  64,200 円 (サービス料込・消費税込・入湯税別)
合計室数:1室 合計人数 大人:3名様

その他 -----------------------------------------------------
交通手段 : 電車

受付日:2014/09/11 (18:00)

※到着時刻が変更になる場合は、施設へ直接お電話にてご連絡ください。
※予約内容に変更があった場合は、
https://asp.hotel-story.ne.jp/ver3d/ASPY0300.asp?cod1=03870&cod2=
 の「予約変更・取消」で修正してください。
なお、キャンセル料については以下の通りとなります。

・3日前キャンセル-30%
・前日キャンセル-50%
・当日キャンセル-100%
・不泊(ご連絡がなかった場合)-100%

※お問合せについては後日ご連絡させていただきます。
※このメールへの返信は必要ありません。
------------------------------------------------------------
伊東ホテル聚楽
ito@hotel-juraku.co.jp

安倍首相アメリカで胡麻擂り発言。

安倍首相はアメリカで胡麻擂り、おべっかを話す。アメリカこそ人道的支援に専念すれば良い。アメリカがベトナム、アフガニスタン、イラクを攻撃した歴史とその結果を学ぶべきです。
○安倍晋三首相は9月25日、米国などによるシリア領内での過激派組織「イスラム 国」への空爆について「シリア政府が武装勢力の活動を取り締まることが出来な い」状況だったと指摘し、「事態の悪化を防ぐためのやむを得ない措置だったと理 解している」と述べた。
米ニューヨークでの記者会見で語った。首相は「米国を含む国際社会のイスラム 国に対する戦いを支持している」とし、日本としては「難民や周辺国に対する人道 支援など、軍事的貢献でない形で可能な範囲の支援を行う」と語った。

0926俳句


竜胆やホスピスの友健やかに
秋爽やホスピスの友健やかに
雁渡しホスピスの友健やかに
青北風やホスピスの友健やかに
蕎麦の花ホスピスの友健やかに
萩こぼれ小雨に曇る墓参かな
汀女忌や小雨に零る萩の花
まぼろしの父の手振りや風の盆
青北風やホスピスと言ふ小世界
雁渡しホスピスと言ふ小世界
鶏頭や寡婦なればこそ悲しまず
ーーーーーー
サークル句会9月②投句
雁渡し ホスピスと呼ぶ小世界
象潟や九十九島早稲の風
鶏頭や寡婦なればこそ薄化粧
零れ萩小雨に煙る墓参り
まぼろしの父の手振りの風の盆
ーーーーー


白萩をこよなく愛し逝きにけり
奥飛騨に白萩乱る忠魂碑
牧場の外れの杭に赤蜻蛉
赤蜻蛉ホスピスからの遠電話
休刊日空はからつぽ秋桜
チンドン屋風に揺れいし秋桜
友呼ぶにミルキーウエイ秋桜
水脈長き大白鳥の離水かな
過去は捨て未来は知らぬ蛍草


蝗跳ぶ田舎芝居の時代劇
秋潮の洗ひて残る錆ナイフ
秋潮に運ばれ来たる椰子一つ

竜胆や山脈統べる槍ヶ岳
太筆に紺を豊かに濃竜胆
 白桃今が食べ頃良き香
秋風は心の揺れは何時までも
江戸川の水も豊かに曼珠沙華
戒律を破りし牧師曼珠沙華
喜寿過ぎて一蓮托生船施餓鬼
喜寿過ぎて何はともあれ彼岸花

撫子や伊良湖岬に豆灯台
撫子や未熟児やつと中学生
ーーーーーー
千葉市民短詩型文芸作品「第7集」応募
命綱引けば磯笛乙女海女
長閑さや左右の靴の色違ひ
高遠に絵島の墓石花の冷
慕ひ来し一茶の仮寓秋桜
天神に飴細工来て梅開く
主なき墓も洗ひて盆供養
象潟の九十九島早稲の波
ーーーーーーーーー
王子にはチンチン電車や秋彼岸
岬には砂の彫像秋彼岸
無花果は宝石箱にあるべしや
芦ノ湖の霧の中から海賊船
青芒明日貰はれる子犬かな
花梨の実明日貰はれる小犬かな
青芒崩れかけたる砂の城
生涯に眺めるだけの蛍狩り
夕銀河友の異名は天の川
ひぐらしや駅前広場猿廻し
黄落や上野の山に猿廻し
黄落や駅前広場猿廻し
給りし手のぬくみあり衣被
寡婦にして子供三人衣被
雁の琵琶湖の空を一列に
雁の持ち来たりしか友の文
鰯雲来ぬ人待ちて小半日
ジェット機の幾つ泳いで鰯雲
-------------------------------
NHK俳句大会投句
十歳の乙女の一騎野馬追
表札は亡き夫のまま刀豆垣
昭和とは重き軍靴と汗滂沱
----------------------------------
むささびの枝を離れし夜半の秋
秋の夜や駅弁買ひて小海線
伏目なる悲母観世音秋桜
悲しいみの相田みつをや秋桜
八ケ岳暫し仰ぎて胡麻叩く
貰はるる子犬宥めて胡麻刈りぬ
身に沁むや疎開の子らの飢え細り
身に沁むや便り途絶へし友思ひ
白桃を切れば仄かに恋の噂かな
白桃や妹欲しと言ふ少女
 知床の大滝見つつ秋刀魚食ふ
赴任して潮騒聞きつ秋刀魚焼く

夜業後のそぞろ歩みや十三夜
白河の関を尋ねて十三夜


サークル句会9月①投句麦秋
邯鄲や吾にも震ふ胸のあり
白桃や仄か良縁ある噂
早池峰の鄙びし湯宿星月夜
表札は亡き夫のまま刀豆垣
山葡萄灯台までの荒小道
 -------------------------------
1.秋の水双手で掬ふ梓川
2.絵模様の友禅流し水澄めり   特選   
3.爽やかや花子の帽子甲斐に舞ふ  秀句
4.疎開児や炊ける幸せ今年米
5.ゆっくりと白桃すすり五能線     北本
--------------------------------------------------

お茶の水教会俳句会投句2014.09.09
山葡萄灯台までの荒小道
表札は亡き夫のまま刀豆垣
白桃や仄か良縁ある噂
邯鄲や吾にも震ふ胸にのあり
早池峰の鄙びし湯宿星月夜
初潮や連絡船のほの灯り
藪枯らし生家の地名地図に消ゆ
-----------------------------------

汗滂沱涙滂沱の昭和かな
 汗滂沱昭和は一体何だらう
盆唄は相馬の里の嘆きかな
少年の飢えて蝗を齧りけり
邯鄲や吾にも震ふ胸にのあり
鈴虫をただ聴くのみの出湯かな
夜業した疲れし帰路は虫の闇
荒海の佐渡の友より今年米
生卵これぞ贅沢今年米
表札は亡き夫のまま刀豆垣     麦 秋
情熱の限り尽くして朱のカンナ
片思ひこそ麗しや黄色のカンナ
水澄むや浅間の嶺のに煙立つ
水澄むや笛吹川に錦鯉
初潮や連絡船のほの灯り
望の潮神島沖に連絡船
藪枯らし地盤沈下は収まらず
藪枯らし故郷の地名地図に消ゆ
八朔の出会ひありとて旅便り
八朔や石和の駅の大足湯
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」藤原敏行(古今和歌集)

峡宿の一夜せせらぎ水の秋
蔵屋敷出て舟着き場水の秋

十歳の乙女の一騎野馬負ひ
小学生乙女の一騎野馬追ひ
釣れぬ日に蓼を楽しむ是も良し
浜辺には蓼の茂みのシャワーかな
刀豆や垣根に掛けし海女の籠
 表札は亡き夫のまま刀豆垣
-----------------------------------
サークル句会8月②投句麦秋
主無き墓も洗いひて盆供養  
茅葺の屋敷静謐蝉時雨 
夏痩せのの重き軍靴の父戻る
鯊哀れ上目使いに吾見たり   
無住寺に独り来たりて盆支度  
  
---------------------------------      
 サークル句会8月②北本
1.朝顔や快速通過駅の柵
2.枝豆や同窓会国ことば
3.晩夏光花子とアンの甲斐訛
4.廃線の跡をたどりし草の露
5.待宵や鐘楼たたく若き僧          
------------------------------------
全て捨て旅に行きたし草の花
廃れけるした幸福駅に草の花
---------------------------------
御茶ノ水句会 鍛治登喜夫選20140822
3束の間の家族団欒庭花火
7過去はみな喜劇になりぬ茄子の花
11浴衣着て髪結ひ上げて十五歳
19母に付き見よう見まねの盆踊り
24旅に出る気持ち膨らむ鰯雲
37かなかなや羽黒に古び五重塔
70夏逝くや碇錆びゐし被爆船
--------------------------------------------


人も亦芋虫も亦神のもの
芋虫も必死に生きる哀れさよ
麦咲くや銀河鉄道走る宵
蕎麦の花朝日に開く八ケ岳
亡き友と静かに語る佳宵かな
三周忌過ぎやや悩ましき酔芙蓉

居酒屋でまず注文のだだちゃ豆
乾杯は田舎言葉でだだちゃ豆
かなかなや一瞬無人雷門
見詰められ三人に切る西瓜なる
ホテルまで雪崩込んだる盆踊り
山葡萄灯台までの荒小道
八十路山坂遙か虹の橋
オカリナ音色乱調大花野
捨て猫の摺り寄りきたる野分かな
敗戦を終戦と言ふ古老かな
夏痩せし疎開の童帰りけり
大汗の重き軍靴の父戻る
慎ましき老々介護蛍草

主無き墓も洗いひて盆供養   麦 秋今週の俳句
かなかなや一瞬無人雷門
見詰められ三人に切る西瓜なる
ホテルまで雪崩込んだる盆踊り
山葡萄灯台までの荒小道
邯鄲や源頼家墓の辺に
邯鄲や思へば修善寺物語
岬まで靄の小道に山葡萄
ほとほとと海に散りけり山葡萄
青瓢熟れるを待たず逝きにけり
病床の窓に眺める青瓢


青栗のふと転がりぬ墓参かな
かなかなのほろと鳴きける墓参かな
主無き墓も洗いひて盆供養
紅白の萩を供へて魂迎へ
待宵や大山路の道祖神
文を待つ遠方恋愛小望月
--------------------------------
slownet 今週の俳句8月10日
③ 鯊哀れ上目使いに吾見たり     麦 秋
③ 茅葺の屋敷静謐蝉時雨       麦 秋
③ 茅葺の屋敷静謐蝉時雨       麦 秋
③ 無住寺に独り来たりて盆支度    麦 秋
---------------------------------
サークル句会選
特選
04.石段の露を消しゆく熊野詣
秀句
35.コスモスの数だけありぬ風の色
65.花芙蓉夕陽の駅に僧ひとり
74.襖絵の山水涼し大書院
82.まとまらぬ話手酌の冷し酒
84.みどり児を主役に据ゑて夏座敷
--------------------------------
サークル句会   1御茶ノ水句会投句
46. 雪渓のざらめで溶かす粉ジュース
43.  白芙蓉その子五歳の初化粧(けはひ)
07.  一の橋更に五の橋雲の峰
69. 蜩や上野に異人辻楽師
77. 赴任して陸奥なる丘の星月夜
-------------------
北本
石段の露を消しゆく熊野詣
帰る背にどよめきの声揚花火
夏草や新特急の通過駅
花芙蓉夕陽の駅に僧ひとり
ふりむけば空いっぱいの大花火
---------------------------

8月①投句サークル句会

一の橋更に五の橋雲の峰
雪渓のざらめで溶かす粉ジュース
白芙蓉その子五歳の初化粧(けはひ)
蜩や上野に異人辻楽師
赴任して陸奥なる丘の星月夜

------------------
松島の舟の揺れさへ秋暑し
漣やヘルンの眼鏡秋暑し
-----------------------------
2014.8.8
一の橋更に五の橋雲の峰
雪渓のざらめで溶かす粉ジュース
白芙蓉その子五歳の初化粧(けはひ)

御茶ノ水句会投句
雪渓のざらめで溶かす粉ジュース
白芙蓉その子五歳の初化粧(けはひ)
一の橋更に五の橋雲の峰
蜩や上野に異人辻楽師
赴任して陸奥なる丘の星月夜
-----------------------


かなかなや羽黒に古び五重塔
蜩や上野に異人辻楽師
亡き母の好きなる百合を盆用意
無住寺に独り来たりて盆支度
茅葺の屋敷静謐蝉時雨
萩の家を訪ひて声無き夕べかな
赴任して陸奥なる丘の星月夜
星月夜無線中継所に唯独り
鯊哀れ上目使いに吾見たり
誘ひける餌を無視せる鯊いたり
荒波や緋色の浜木綿咲く岬
浜木綿や灯台岬朝まだき
本州最南端灯台岬浜おもと
神輿練る温泉街や海紅豆
白芙蓉その子五歳の初化粧(けはい)
朝まだき目覚め眩しき酔芙蓉
投句まで暫しの思案秋扇
緊張の解けし一瞬秋扇
朝顔を隙き来る風のおもてなし
苦瓜の葉をカーテンに昼餉かな
田沢湖の漣響く秋桜
コスモスの乱れし辺には忠魂碑
黒川能見たりし余韻星月夜
鄙びこそ黒川の能星月夜
早池峰の鄙び湯宿星月夜
八ヶ岳麓の湯宿星月夜
ノクターン聴きたる余韻星月夜
セレナーデ聞きたる余韻星月夜
灼熱の焦土に供ふ千羽鶴
炎天の焦土に供ふ千羽鶴
雲の峰それなる彼方過去の家
鷹柱旋回望む遠眼鏡
白百合や妹欲しい一人つ子
合歓の花妹欲しい一人つ子
夕虹に一つの願ひ陶器笛吹く
井戸水で淹れし新茶の芳しさ

雪渓のざらめで溶かす粉ジュース
雪渓にあるかも知れぬ落し穴

天蓋花の太陽隠す大きさよ
病ひ人を日々慰める日輪草

新涼や佐渡に由緒の能舞台
新涼や古老さらりと黒川能
手花火に追はれ泣きべそ三歳児
江戸湾に零す五色の花火かな
水泳帽地球が丸く見える浜
パラソルや地球が見える浜
白波や帆を傾けしヨットかな
外湯よりせせらぎ聞くや明け易し
湯の宿にせせらぎ聞くや明け易し
利根川の源流響き明け易し
蜜蜂来胡瓜の花の笑みにけり
胡瓜揉み君の疲れを和らげる
一の橋更に五の橋雲の峰
雪渓がせり上がり来る小海線
雪渓に休めば燕一閃す
蛇衣脱げり古き背広を捨て去らう
戦争を知らぬ政治家終戦日
電話して暑中お見舞い見て下さい
灯を消してせせらぎを聞く湯宿かなく
草いきれ藤原三代夢の跡
神島と伊勢を覆ひし雲の峰
神島と伊勢を包みし雲の峰
伊良湖に小さな灯台雲の峰
野薊や伊良湖岬に万葉碑
利根川の白波望む夏座敷
大利根のさざ波望む夏座敷
大利根の白波望む夏座敷
麓には伊勢志摩ありぬ雲の峰
機関車の煙を溶かせり雲の峰
新緑や蒸気機関車ひた走り
被爆してせめささやか青葉風
被爆してせめて小さな青葉影
残雪の片辺に開く黄菅かな
ゴンドラの一揺りしたる若葉山
半世紀経しクラス会若葉風
利根川の源流涼し露天風呂
利根川のせせらぎ涼し檜風呂
利根川の源流涼し檜風呂
利根川の漣(さざなみ)涼し檜風呂
晶子歌碑拝し給はる冷素麺
若鮎の腸(わた)も甘しと讃へけり
枇杷啜る幸せさうな会話して
美はしき観光用の田植えかな
賜りて産地は聴かず桜ん坊
廃校の中学校の立葵
職退きて直ぐ認知症冷奴
目の前の娘にどなた冷奴
古代蓮開きし音を聞かざりし
市長来て恭しくも蓮まつり
尋ね来し一茶の仮寓江戸風鈴
失なひし親友一人玻璃風鈴
--------------------------------
サークル句会7月②投句
阿弖流為(あてるい)の深き洞窟滴てり
雲海を突抜けている槍穂高
贈りしは花付き胡瓜五本ほど
原爆忌人皆火蛾となりぬべし
妙齢の頬笑み交し藍浴衣
---------------------------------
お互いに俳句初心者冷や奴
お互いに俳句初心者冷し酒
片蔭にほんに小さな喫茶店
片蔭に寄れば親しき君と僕
聖(ひじり)とて悟り未だに滝修行
早朝に友に花付き胡瓜かな
贈りける花付き胡瓜五本ほど
雲海を突抜けている槍穂高
遺品には木綿くるみの蠅叩き
蠅を見て蠅叩き持ち呉れよ
比島より魂還らざる終戦日
聖(ひじり)とて悔捨てざりし滝修行
善人も悪を為すなり原爆忌
みちのくに語部ありて夾竹桃
峡深く高野の聖滝修行
亡き叔父の魂還らざる敗戦日
みちのくの癒えざる傷み梅雨寒し
四阿に涼を求めて詰め将棋
青葉木菟母を恋しと疎開の子
青葉木菟薄粥啜る疎開の子
金魚にも大河を泳ぐ望みあり
青葉木菟飢えて細りし疎開の子
阿弖流為(あてるい)の深き洞窟滴てり
みちのくの鄙の壁仏滴てり
杉箸をはきと割りてや心太
一日にシャワー五回や心太
藍暖簾肩で押してや心太
妙齢の頬笑み交し藍浴衣
高層のレストランにて掻き氷
駅弁と共に買ひけり心太
湯の宿の良く冷やしける心太
八ヶ岳ひらり開きて心太
令嬢はちよつと隠れて心太
心太これもご馳走八十近ひし
原爆忌人皆火蛾となりぬべし
水打つや幻に見る生駒山
水打ちて微かに聞こゆ胡弓かな
滝しぶき六根清浄唱へてや
昨日の新婚さんも滝拝む
明け易し埴輪の乙女笛響く
明け易し埴輪の丘に露座仏
明け易し足湯に浸り土の笛
海紅豆外湯に五尺湯揉み棒
荒寺に陰を求めて昼寝かな
国宝展見たりし庭の白芙蓉
雲海を突抜けている槍穂高
雲海は翼の真下渦巻けり
思ふれば大友の皇子青山椒
湯の宿にせせらぎ響く青山椒
医院去り炎熱の世に入りにけり
雲の峰ふと出逢ひたる山頭火
雲の峰其の先何かありさうな
ーーーーーーーーーーーーーーー
7月①サークル句会 投句 麦秋
負けぬ気のラジオ体操海紅豆
茉莉花や外湯に五尺湯揉棒
婿殿の回復如何が鰻飯 
もてなしは若鮎の膳伊豆の宿
嬰(やや)の名を呼べば微笑む合歓の花
ーーーーーーーーーーーーーーー
北本さん「投句
1.明易し旅の朝湯に句碑のあり
2.万緑や湖畔に出会ふ猿の群れ
3.芭蕉丸歌声響く夏最上
4.古き宿廊下の軋み百合の花
5.短夜や新聞開きむし眼鏡         北本 
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
麦秋選
特選
04.明易し旅の朝湯に句碑のあり
秀句
30.渓流に架かる吊橋初蛍
49.蝶ヶ岳眺むる槍穂雲の峰
59.芭蕉丸歌声響く夏最上
61.花栗や丹後は雲の低き国
74.冷奴水百選でつくる味
----------------------------------------
熟年のラジオ体操海紅豆
負けぬ気のラジオ体操海紅豆
早苗田の暮れや一束忘れ苗
短夜や掘割泳ぐ錦鯉
明易し蓮葉転がる水の玉
白南風に揉まれし川の錦鯉
火柱となりし我が友敗戦日
枇杷好き小鳥賑やか峡の寺
未熟児のやうやく五歳合歓の朝
身に合はぬ浴衣なれども藍絞り
身に合わぬ浴衣なれども紅絞り
バルテユスの浴衣姿も面白き
ささめ雨睫毛濡らしせし合歓の花
嬰の名を呼べば微笑む合歓の花
介護後のしばしの憩ひ桐の花
介護後のしばしの憩ひ百合の花
滴りを掬ひて憩ふ峠かな
滴りを掌に受け憩ふ峠かな
蓮池の何処や水の湧く響き

蓮開く何処や水の湧く響き
古代蓮何処や水の湧く響き
馬柵尽きあたりに増ゆる赤蜻蛉
サングラス心の傷み隠す為
職退きて威厳を保つサングラス
茉莉花や外湯に五尺湯揉棒
伊豆の宿若鮎飯をもてなせり
婿殿の快気祝ほぐ鰻膳
たぎつ瀬やかすかに聞こ時鳥
幾たびも留守番電話枇杷熟れる
バルテユスの乙女の如き桜ん坊
もてなしは若鮎うどん伊豆の宿 弥生会7月4日
川鹿笛信濃に江島蟄居の間
鈴虫や信濃に江島蟄居の間
川蜻蛉信濃に江島蟄居の間
糸蜻蛉信濃に江島蟄の間
絵手紙にはみ出す程の枝の枇杷
バルテユスの少女の如く枇杷未熟
絵手紙溢れるほどの枝の枇杷
身障の娘加へて枇杷狩りに
泳ぎ終へ頬に剃刀心地よし
心身を濡らせし旅や半夏生
伝説の心中の河原半夏生

婿殿の回復如何が鰻飯  弥生会7月4日
婿殿の健康如何走り梅雨
梅雨晴れの小半日にて美術館
赴任して星に囲まれ端居かな
赴任して電話なき夜の端居かな
山峡の無人踏切百合の花
山峡の無人踏切時鳥
山峡の無人踏切水芭蕉
山峡の無人踏切岩燕
山峡の無人踏切河鹿笛
山峡の無人踏切四十雀
山峡の無人踏切仏法僧
麦藁帽一つ残して嫁ぎけり
麦藁帽やはり忘れて嫁ぎけり  
山峡の無人踏切夕蛍
山峡の無人踏切糸蜻蛉
山峡の無人踏切青葉木菟
忘れたる頃に来るバス水芭蕉
忘れたる頃に来るバス青葉木菟
就職の採用通知唐菖蒲
和蘭あやめ時間遅れのバス来たる
古書店に迷ひ込んだる蚯蚓かな
古書店に迷ひ込んだる黒揚羽
図書室に迷ひ込んだる黒揚羽
図書室に迷ひ込んだる天道虫
若葉風五尺に余る湯揉棒
茉莉花や五尺に余る湯揉棒  弥生会7月4日
海紅豆五尺余る湯揉棒
花梯梧五尺に余る湯揉棒
仏桑花五尺に余る湯揉棒