2015年9月26日土曜日

9月26日「漱石先生大いに笑う 半藤一利」を読む。

9月26日。「漱石先生大いに笑う  半藤一利」を読む。
夏目漱石の名作は小説ばかりではない。生涯に俳句2450句余を残している。この中から風刺・諧謔あふれた句を選び、漱石好きの半藤一利さんが、「にが虫漱石」と揶揄される漱石の魅力を探り出す。漱石は「落語好き」「相撲好き」「占い好き」だった。この本を読んだら漱石も大笑いかな。
以下漱石の俳句。
楽寝昼寝われは物草太郎なり
永き日や欠伸残して別れ行く
此土手に追ひ剥がれしや初桜
ぶつぶつと大いなる田螺の不平かな
思ひきや花にやせたる御姿

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