2015年9月21日月曜日

「それからの海舟 半藤一利」

「それからの海舟   半藤一利」この本は面白い。私の推薦本だ。
勝海舟が居なかったらの幕末の日本は大内乱だった。後世の日本人は海舟に感謝すべきだ。
○明治天皇と勝海舟は日清戦争に反対だった。海舟が総理大臣だったらアジアの歴史は変わっていて第二次世界大戦も無かっただろう。
○幕末の動乱期の中、幕府過激派を抑え、江戸城無血開城という大仕事を成し遂げた。その後の勝海舟は旧幕臣たちの生計をたてる道を探り、明治新政府から援助を依頼された。福沢諭吉らの批判を受けながらも明治政府に脇役とし入り、旧幕府勢力の代弁者としての発言力を確保して、幕臣過激派を抑え、徳川慶喜と明治天皇の会見を実現させた。

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