台湾爆発事故事故に際し、ありったけのガーゼ送った日本企業に感謝の反響が沸き上がった。
6月27日。カラーパウダーを使った台湾の音楽イベントで粉じん爆発が起き、大勢の若者が大やけどを負った事故で、日本の医療器具メーカーが治療用ガーゼを寄贈し、台湾で反響が広がっている。この社のフェイスブックページには7月2日までに9千件余りの感謝メッセージが書き込まれている。
寄贈したのは、富士システムズ(東京都文京区)。通気性のよい合成繊維にシリコーン液をコーティングしたガーゼで、傷にかぶせた上で包帯を巻く。重度のやけどには使いにくいが、ガーゼをそのままにして包帯だけ交換することで、皮膚の再生を助ける。普段の需要は少なく、日本でこうした製品を作っているのは同社だけという。
寄贈を台湾の立法委員(国会議員)がフェイスブックで紹介し、広く知られるようになった。
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