10月10日、市川市の「芳澤ガーデンギャラリー」で開催されている「伊東深水と永井荷風展」を見に行きました。
戦後70年を迎えた今年、市川市収蔵作品の中から伊東深水(1898-1972)の素描「南方風俗スケッチ」と市川市寄託資料である永井荷風(1879-1959)の日記「断腸亭日乗」から、1943年(昭和18)の戦時下に描かれた東南アジアと日本の人々の暮しを偲ぶ。
深水の「南方風俗スケッチ」は、1943年(昭和18)に、海軍報道班員として派遣されたインドネシアやシンガポールで、4ヶ月に亘り描かれた鉛筆や筆のタッチも鮮やかな臨場感あふれる素描作品です。
荷風の「断腸亭日乗」は1917年(大正6)から死の前日、1959年(昭和34)4月29日まで42年に亘って書かれた日記です。
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