BS朝日 昭和偉人伝 2015年10月7日(水)放送 三船敏郎
「世界のミフネ」「世界のサムライ」と呼ばれた日本の俳優・三船敏郎。
数々の名作を作った黒澤監督も三船敏郎も完全を求め決して妥協しなかった。私は黒澤監督と三船敏郎の映画はモノクロ映画が似合うと思う。
ハリウッド商工会議所は、ハリウッドの殿堂入りをする人物の一人として、三船敏郎の名を発表した。2016年、ハリウッド大通りの歩道「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」にその名を刻んだ星型のプレートが埋め込まれる事となった。俳優・三船敏郎の海外での功績は、日本の映画界にあって群を抜いている。「羅生門」でベネチア国際映画祭金獅子賞、「七人の侍」でベネチア国際映画祭銀獅子賞、「宮本武蔵」でアメリカ・アカデミー賞外国語映画賞、「蜘蛛巣城」でリスボン国際映画祭特別賞、「用心棒」と「赤ひげ」で二度に渡るベネチア国際映画祭主演男優賞。その他にも、海外、国内と受賞歴は数多く、三船が「世界のサムライ」と呼ばれる所以である。海外で、これほどの高い評価を得たのは、今も、三船敏郎ただ一人である。
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