「鹿鳴館貴婦人考 近藤富枝」を読む。
この本は、明治初期に屈辱的な不平等条約を改正するために頑張った女性たちの物語である。
彼女たちの多くは徳川幕府の普代系の武士の娘だった。言わば女性の武士道の物語だ。国粋主義者は鹿鳴館を笑いたくば笑え。私は彼女達を讃える。
○井上馨夫人武子は新田義貞の子孫である。英語を学び、旧幕時代に諸外国と締結した屈辱的な不平等条約を改正するという難題に活躍した。
○大山巌夫人捨松は会津武士の娘だ。幼少にしてアメリカに留学した。彼女は幼少から体得した英語力、西洋文化でもって外交に尽力した。彼女は会津では戦争に負けたが外交で日本貢献した。
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