「 かさねとは八重撫子の名なるべし 曽良 」 芭蕉の「奥の細道」の中で日光から黒羽に抜ける途中の那須野原で河合曽良が詠んだ句です。 「かさねというかわいい名前だから、花に例えたら八重撫子であろう」という意味です。 かさねとは道中にて出会った少女の名前で、曽良はかさねを「重ね」と花びらが重なっているような八重撫子にかけたものだと思われます。 時期は旧暦四月二日で、今の暦だと五月二十日頃です。
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