6月27 日、映画「ターナー、光に愛を求めて」見ました。
イギリスの画家ターナーは1842年「吹雪-港の沖合の蒸気船」を描くため4時間も船のマストに自分を縛り吹雪、怒濤を観察した。作品では蒸気船はぼんやりとした塊に過ぎず巨大な波、水しぶき、吹雪といった自然の巨大なエネルギーを描き出している。印象派を30年も先取りした先駆的な作品であったが、発表当時は石鹸水と水漆喰で描かれたなどと酷評された。
ターナーは手元にあった主要作品をすべて国家に遺贈したため、彼の作品の多くはロンドンのナショナルギャラリーやテート・ギャラリーで見られる。無欲な画家だった。
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