「こども風土記 母の手鞠歌 柳田国男」を読む。
○ この本には既に失われた懐かしい戦前の文化が語られている。
○ 日本の各地に伝わる戦前の様々な子供の遊びとその背後に潜むものを書きとめた短文集『こども風土記』は柳田国男により「社会と人生とを周囲の書物の間から伝承覚してゆくような路を開きたい」と願って書かれた。
○ 『母の手毬歌』は文化伝承の担い手としての子供たちを見つめる柳田の優しいまなざしが行間からほのぼのと感取される。
○ 挿し絵は初山滋さん、野口義恵さんにより描かれた。私たちはこの挿し絵により戦前の日本人の生活を見る事ができる。
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