2018年10月11日木曜日

「バナナと日本人 フィリピン農園と食卓のあいだ  鶴見良行」を読む。 ○スーパーマーケットや八百屋の店頭に並ぶバナナの九割を生産するのがフィリピンのミンダダナオ島である。 その大農園で何が起きているか。かつて王座にあった台湾、南米産に代わるフィリピン産バナナの登場の裏で何が進行したのか。 ○ 元々ココナッツ椰子や米を栽培していたミンダナオの農民たちは、多国籍企業と契約、強制によりバナナを栽培せざるを得なくなた。 ○ また飛行機による農薬散布は農民の健康を蝕んでいる。 安くて甘いバナナも、ひと皮むけば、そこには多国籍企業の暗躍、農園労働者の貧苦、さらに明治以来の日本と東南アジアの歪んだ関係が鮮やかに浮かび上がる。

「バナナと日本人 フィリピン農園と食卓のあいだ  鶴見良行」を読む。
○スーパーマーケットや八百屋の店頭に並ぶバナナの九割を生産するのがフィリピンのミンダダナオ島である。
その大農園で何が起きているか。かつて王座にあった台湾、南米産に代わるフィリピン産バナナの登場の裏で何が進行したのか。
○ 元々ココナッツ椰子や米を栽培していたミンダナオの農民たちは、多国籍企業と契約、強制によりバナナを栽培せざるを得なくなた。
○ また飛行機による農薬散布は農民の健康を蝕んでいる。
安くて甘いバナナも、ひと皮むけば、そこには多国籍企業の暗躍、農園労働者の貧苦、さらに明治以来の日本と東南アジアの歪んだ関係が鮮やかに浮かび上がる。

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