井上ひさしさんの言葉に心が傷む。
1月15日朝日新聞 折々の言葉
みんな、「戦さになってしまって」とか、「戦さが起ってしまって」とか云(い)ってるよ。
井上ひさし
戦後何年経っても、「私が戦争をはじめました」と認める人はついにいなかったと井上ひさしさんは言う。気がつけばそんなことになっていた、というのが誰も彼もの言い草だった。「した」ことがいつのまにか「なった」ことへとずらされてしまう。進んで責任を負おうとしないこの習性は、政治家や官僚という以上に、彼らに任せきった私たちのものだ。戯曲「花よりタンゴ」から
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