2016年10月24日月曜日

真田幸村生存説に史実や伝承で迫る「九度山・真田フォーラム」(主催・和歌山県九度山町、産経新聞社)が10月23日、同町の九度山小学校で開かれた。幸村の足跡を知ろうと約400人が参加し、講演や講談、“南北戦争”に耳を傾けた。 ○ 大阪城天守閣の北川央(ひろし)館長は「史料に見る『豊臣秀頼・真田幸村の薩摩落ち』」をテーマに講演し、「生存説が生まれた背景には日本人特有の判官びいきがあった」と解説。講談では四代目旭堂南陵師匠が「秀頼一党の薩摩落ち」を演じた。 ○ 北川氏が「伝承としての史料は多くあるが、やはり幸村は亡くなっている」と指摘。 南陵師匠は「討ち死にしたのは『影武者』、ダミーなんです」と反論した。 ○ 特別参加した長野県上田市の母袋(もたい)創一市長は「真田の原点は上田」。 岡本章九度山町長は「幸村が14年の幸せな生活を過ごした村」。 ともに真田一族ゆかりの地をPRした。 ○ また、同時開催した「真田出陣ウオーク」(主催・サンケイトラベル)にも約250人が参加。真田庵や真田ミュージアムなど5キロのコースを巡った。

真田幸村生存説に史実や伝承で迫る「九度山・真田フォーラム」(主催・和歌山県九度山町、産経新聞社)が10月23日、同町の九度山小学校で開かれた。幸村の足跡を知ろうと約400人が参加し、講演や講談、“南北戦争”に耳を傾けた。
○ 大阪城天守閣の北川央(ひろし)館長は「史料に見る『豊臣秀頼・真田幸村の薩摩落ち』」をテーマに講演し、「生存説が生まれた背景には日本人特有の判官びいきがあった」と解説。講談では四代目旭堂南陵師匠が「秀頼一党の薩摩落ち」を演じた。
○ 北川氏が「伝承としての史料は多くあるが、やはり幸村は亡くなっている」と指摘。
南陵師匠は「討ち死にしたのは『影武者』、ダミーなんです」と反論した。
○ 特別参加した長野県上田市の母袋(もたい)創一市長は「真田の原点は上田」。
岡本章九度山町長は「幸村が14年の幸せな生活を過ごした村」。
ともに真田一族ゆかりの地をPRした。
○ また、同時開催した「真田出陣ウオーク」(主催・サンケイトラベル)にも約250人が参加。真田庵や真田ミュージアムなど5キロのコースを巡った。

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