佐藤蛾次郎

脇役ながら主役を立てる佐藤蛾次郎さん 、(1944年8月9日 - ）見上げた役者だ。蛾次郎さんは「男はつらいよ」シリーズで柴又帝釈天の寺男を演じています。私はこの俳優さんファンです。山田洋次監督に見いだされた事を感謝し、盆暮れに贈り物をする。 「男はつらいよ」シリーズでのロケの際には自らカレーを作って振る舞っており、渥美清も好んで食べていたがいつも半分しか食べなかった。しかし最終作では全てを食べ終えて「おいかったよ。いつもありがとう。ご苦労さん」と言った。
「男はつらいよ」シリーズの渥美清を、作中の寅次郎と源公の間柄と同じ様に兄貴分として慕っていた。結婚式を挙げる費用がなかった事が渥美の耳に入り、その計らいで撮影所にあった紋付き袴・花嫁衣装を着せてささやかながら撮影所で結婚式を挙げている。佐藤の誕生日である8月9日は奇しくも渥美が亡くなったことを全国に報道された日であり、自分が当時52歳を迎えた当日に渥美が逝去した事が報道されて驚いたという。