2015年11月22日日曜日

ETV特集 ドナルド・キーン

11月14日 、21日、NHK  ETV特集 戦後70年企画「ドナルド・キーンの日本 日本文学を世界へ」を見て感銘を受ける。
アメリカ生まれの日本文学研究者、ドナルド・キーンさん93歳。少年時代にウエイリーの英訳「源氏物語」を読み。日本文学の魅力にひかれる。ドナルド・キーンさんは川端康成、三島由紀夫、谷崎潤一郎、司馬遼太郎と親好を深める。日本を愛し「日本人よりも日本人のことを考え続けてきた」た。東日本大震災の時に「日本人と共にありたい」と日本国籍を取られた。キーンさんの人生をドキュメンタリーとドラマを交えて描き、彼の目に映った日本や日本人の姿を見つめる。
作家・司馬遼太郎と出会い、その縁で、1982年から朝日新聞社で働くことになったキーンさん。連載記事を通じて、日本人に問いかけた。それは日本人の太平洋戦争への傾斜だ。その戦争の混乱の中で「細雪」を書き続けた谷崎潤一郎は日本人の良心と言えるだろうか。

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