2015年8月11日火曜日

アイヒマン裁判

2015年8月11日。NHK BS 世界のドキュメンタリー(2011フランス制作)「実録 アイヒマン裁判」を見た。小心な人間でも大量虐殺の悪魔になる。恐ろしい事だ。アイヒマンの言葉「自分は単なる公僕であり、ユダヤ人虐殺計画の核心人物ではなかった。」と裁判で淡々と語るアイヒマンの発言からは、逆に組織的に遂行された虐殺計画の狂気が伝わってくる。
裁判は1961年4月に始まり、翌年の5月には死刑が執行された。アイヒマンは、ナチス・ドイツ下で行われたおよそ600万人とも言われる大量虐殺において、ユダヤ人の大量移送計画を指揮した人物。ドイツ敗戦後はアルゼンチンに身を潜めていたが、イスラエルの情報機関に逮捕され、イスラエルで裁判にかけら死刑を執行された。

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