「思い出袋 鶴見俊輔」を読む。 哲学者 鶴見俊輔(1922年~015年 )氏が80歳~87歳の期間、岩波の「図書」で連載したエッセイの集成である。読んで楽しく面白いエッセイだ。私のお薦めの本です。 戦後思想史に独自の軌跡をしるす著者が、戦中・戦後をとおして出会った多くの人や本、自らの決断などを縦横に語る。抜きん出た知性と独特の感性が光る多彩な回想のなかでも、その北米体験と戦争経験は、著者の原点を鮮やかに示している。
コメントを投稿
0 件のコメント:
コメントを投稿