「ひとり連句春秋 野坂昭如」を読む。 野坂昭如さんは2003年脳梗塞で倒れた。野坂昭如さんはリハビリを兼ね、講談社の編集者 宮田昭宏さんの助けを受け日本の伝統的な言葉遊び「連句」に挑む。この本は野坂昭如さんと宮田昭宏さんの友情の書だ。 まさに異色の歌仙ー『春の寝床』の巻と『秋の朝』の巻のふた巻きを完成させる。その句作実践の記録はまた、連句とはなにかという問いに分かりやすく答える。野坂昭如さんが実践を通じて、読者に贈る連句入門の書でもある。
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