「新幹線を走らせらせた男 国鉄総裁 十河信二物語 高橋団吉」を読み感激する。十河信二は破天荒な爺さんだった。
まず最初に言う。「新幹線の父」十河信二(1884〜1981)は利権を嫌った。いかがわしい建設会社から札束を貰い内ポケット入れた某大臣と違う。
十河信二は71歳で国鉄総裁に就任、幾多の反対と困難を克服し新幹線を建設し、83歳で国鉄総裁を退任する。十河信二は新幹線開業式には招待されなかった。後に「新幹線の父と呼ばれる」
当時の国鉄は、巨大組織だが予算は全て国会で決められて、幹部の人事は運輸省に握られていた。
そんななか、多くの反対を排除し広軌の新幹線計画が実現したのは、十河の指導力と、総裁としての使命感だった。十河信二国鉄総裁の辞職時の俳句「老兵の消えて跡なき夏野かな」
十河信二は将に古武士だった。この素敵な爺さんは97歳でこの世を去る。
2016年2月9日火曜日
「新幹線を走らせらせた男 国鉄総裁 十河信二物語 高橋団吉」を読み感激する。十河信二は破天荒な爺さんだった。 まず最初に言う。「新幹線の父」十河信二(1884〜1981)は利権を嫌った。いかがわしい建設会社から札束を貰い内ポケット入れた某大臣と違う。 十河信二は71歳で国鉄総裁に就任、幾多の反対と困難を克服し新幹線を建設し、83歳で国鉄総裁を退任する。十河信二は新幹線開業式には招待されなかった。後に「新幹線の父と呼ばれる」 当時の国鉄は、巨大組織だが予算は全て国会で決められて、幹部の人事は運輸省に握られていた。 そんななか、多くの反対を排除し広軌の新幹線計画が実現したのは、十河の指導力と、総裁としての使命感だった。十河信二国鉄総裁の辞職時の俳句「老兵の消えて跡なき夏野かな」 十河信二は将に古武士だった。この素敵な爺さんは97歳でこの世を去る。
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