2月14日。NHK日曜美術館「夢のモネ 傑作選」を見る。
私は昨年上野の東京都美術館で「マルモッタン美術館所蔵 モネ展」をつまびらかに拝見しました。感激だった。
モネは公募展で落選を繰り返した。決して審査員におもねなかった。
日本人が最も愛する画家の一人、クロード・モネ。その人気の理由は、柔らかな色と、心落ち着く自然描写にあると言われる。
昨年の秋、代表作の一つ「印象、日の出」(1872)が、21年ぶりに東京にやってきた。"印象派"という言葉の由来ともなった歴史的名画である。去年、その科学的調査が行われ、そこからは、モネにしかないダイナミックな描き方を物語る、いくつもの事実が見つかった。モネは下書きなしにこの絵を描いた。モネは200枚もの「睡蓮」を描いた。
一見同じように見える二枚の「積みわら」。その違いを分析すると、季節の変化、時間の変化、日光の陰影を描いているのだ大きく飛躍を遂げようとする画家の姿が浮かんでくる。
そして、モネの代名詞ともいえる「睡蓮」の作品の数々。その作風の変化からは、モネが追い求めた壮大な世界が見えてくる。
86歳の亡くなる直前まで絵筆を持ち、いつまでも新しい表現を生み出そうとしたモネ。"印象派"の画家というこれまでのイメージを変える、新たなモネの魅力を、この番組を通して解き明かす。
2016年2月14日日曜日
2月14日。NHK日曜美術館「夢のモネ 傑作選」を見る。 私は昨年上野の東京都美術館で「マルモッタン美術館所蔵 モネ展」をつまびらかに拝見しました。感激だった。 モネは公募展で落選を繰り返した。決して審査員におもねなかった。 日本人が最も愛する画家の一人、クロード・モネ。その人気の理由は、柔らかな色と、心落ち着く自然描写にあると言われる。 昨年の秋、代表作の一つ「印象、日の出」(1872)が、21年ぶりに東京にやってきた。"印象派"という言葉の由来ともなった歴史的名画である。去年、その科学的調査が行われ、そこからは、モネにしかないダイナミックな描き方を物語る、いくつもの事実が見つかった。モネは下書きなしにこの絵を描いた。モネは200枚もの「睡蓮」を描いた。 一見同じように見える二枚の「積みわら」。その違いを分析すると、季節の変化、時間の変化、日光の陰影を描いているのだ大きく飛躍を遂げようとする画家の姿が浮かんでくる。 そして、モネの代名詞ともいえる「睡蓮」の作品の数々。その作風の変化からは、モネが追い求めた壮大な世界が見えてくる。 86歳の亡くなる直前まで絵筆を持ち、いつまでも新しい表現を生み出そうとしたモネ。"印象派"の画家というこれまでのイメージを変える、新たなモネの魅力を、この番組を通して解き明かす。
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