「寝ころび読書の旅に出た 椎名誠」を読む。
椎名誠さんは大変な読書家だ。「本の雑誌」の創刊者であり、編集者であり、エッセイストにしてSF作家だ。椎名誠さんは好奇心が溢れている。この本はリラックスして読む本だ。
椎名誠さんは少年時代、いつか探検隊に入るのだと心躍らせた。その時代から現在までに読んだ、冒険もの、旅行記、さらに科学もの、SFまでの余りにも多くの本の思いつくままの読書記録だ。だからサマリーは書けない。一例だけ挙げよう。
椎名誠さんはジュール・ヴェルヌの「十五少年漂流記」を読み、モデルされる孤島に行き現地をつぶさに見る。彼は過去の翻訳に我慢できない。そして彼の令嬢(翻訳家)の協力を受けフランス語の原書から新たに翻訳する。
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