2016年3月5日土曜日

「内村鑑三の代表的日本人 童門冬二」読む。 著者 童門冬二は1945年に17歳の特攻隊飛行兵として死ぬ運命だった。敗戦に命を拾い「内村鑑三の代表的日本人 」に出合い人生の再出発をする。 童門冬二にとって内村鑑三のこの書は一期一会だった。童門冬二はその取上げられた偉人五人「西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮」の伝記を書くために歴史作家になった。童門冬二は内村鑑三のこの書に深い共感を感じた。内村鑑三は西欧化の嵐に打ち拉がれた明治期、日本的な心の強さ・美しさを説いた「代表的日本人」を英語で記述した。そのエッセンスを童門冬二が語る。 内村鑑三の執筆当時の心情に関する解説は、軍国主義に侵されつつあった日本の精神的美徳を海外に正しく伝えようとした、と同時に国内に警鐘を鳴らそうとしたのである。

「内村鑑三の代表的日本人      童門冬二」読む。
著者  童門冬二は1945年に17歳の特攻隊飛行兵として死ぬ運命だった。敗戦に命を拾い「内村鑑三の代表的日本人   」に出合い人生の再出発をする。
童門冬二にとって内村鑑三のこの書は一期一会だった。童門冬二はその取上げられた偉人五人「西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮」の伝記を書くために歴史作家になった。童門冬二は内村鑑三のこの書に深い共感を感じた。内村鑑三は西欧化の嵐に打ち拉がれた明治期、日本的な心の強さ・美しさを説いた「代表的日本人」を英語で記述した。そのエッセンスを童門冬二が語る。 内村鑑三の執筆当時の心情に関する解説は、軍国主義に侵されつつあった日本の精神的美徳を海外に正しく伝えようとした、と同時に国内に警鐘を鳴らそうとしたのである。

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