2016年9月21日水曜日

「戦争の日本近現代史  加藤陽子」を読む。 ○ 歴史書は「出来事=事件」だけでなく「問題=問い」が無ければならない。 ○ 日本は第二次世界大戦以前「ほぼ十年おきに戦争をしていた。」 日本近現代史を理解するにはその時代の戦争について理解することは不可欠である。 ○ この本の視点は「国民がどのように戦争を受けとめてきたか」ということに重きを置かれている。単に軍部の暴走というだけでは戦前の度重なる戦争に国民を総動員していく論理では説得力に欠ける。 ○ 筆者は、戦争を単なる歴史の史実という解釈を取らない。つまり、戦争において、それがもたらした被害や利益というような教科書的理解ではなく、その戦争に至る経緯を当時の文献、資料に基づき検証する。

「戦争の日本近現代史  加藤陽子」を読む。
○ 歴史書は「出来事=事件」だけでなく「問題=問い」が無ければならない。
○ 日本は第二次世界大戦以前「ほぼ十年おきに戦争をしていた。」
日本近現代史を理解するにはその時代の戦争について理解することは不可欠である。
○ この本の視点は「国民がどのように戦争を受けとめてきたか」ということに重きを置かれている。単に軍部の暴走というだけでは戦前の度重なる戦争に国民を総動員していく論理では説得力に欠ける。
○ 筆者は、戦争を単なる歴史の史実という解釈を取らない。つまり、戦争において、それがもたらした被害や利益というような教科書的理解ではなく、その戦争に至る経緯を当時の文献、資料に基づき検証する。

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