リオ・パラリンピック開会式で世界の人々に勇気を与えた聖火リレーの走者がいた。
マルシア・マルサールさん(56)だ。彼女はは土砂ぶりの雨の中転倒したが、立ち上がり聖火を運んだ。「直前の大雨で足が滑ったの。神様が私の歩く姿に感動し、涙を流したのかな」と笑顔で振り返った。
マルシアさんは2歳の時、はしかがもとで脳性まひになった。16歳で陸上に出会い、パラリンピックは1984年に陸上200メートルで金メダル、88年には陸上100メートルで銀メダルを獲得した。リオから約80キロのリオ・ボニート市の自宅で80歳を超える母らと暮らす。
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