「二時間のゴッホ 名画がわかる、天才が見える 西岡文彦」を読む。
この本の表紙の「ひまわり」は損保ジャパン東郷青児美術館に所蔵だ。1987年58億円で買った絵だ。私は実物を目近に鑑賞しました。私は美術館で多くのゴッホの絵を拝見した。この本を読み感激を新たにする。
ゴッホは日本の浮世絵に魅せられた印象派の画家だ。だからゴッホの絵には日本的な絵が多い。
書名は「二時間で読み終える事が出来るゴッホの入門書」の意味だ。しかし、図版を見ながらしっかり真面目に読むと、二時間でより時間がかかるかも知れない。
やさしい内容ながら、中身は濃い。さすがは好感度抜群コメンテーターとして美術番組でも活躍する西岡先生だ。読ませる術を心得ている。ゴッホは浮世絵に魅せられ「日出ずる国」日本を求め続けた。
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