2016年10月9日日曜日

妻を亡くした悲しみに寄り添う読売テレビアナウンサー・清水健さん ○ 清水健さん(39)は関西で月~金曜の夕方、視聴率トップを争う情報番組のキャスターを務める。この2年近く、私生活では幾度も涙を流してきた。 ○ 昨年2月、結婚からわずか1年9カ月で妻の奈緒さんが他界。29歳だった。告別式では生後3カ月の長男を抱いて挨拶した。  妻は妊娠直後に悪性度が高く進行の早い乳がんが見つかったが、出産も自身の生存も諦めなかった。 ○   清水健さんは夫としてできることは何か。入院先の病室で寝泊まりしながら仕事に通い、新薬治験の可能性などを求めて多くの医師を訪ねた。  死の2カ月前に家族3人で離島に旅行した思い出、6日前に「もう抗がん剤は打てない」と医師に告げられ、妻の前で嗚咽(おえつ)したことへの後悔。そんな経験や妻への感謝をつづった著書「112日間のママ」(小学館)を2月に出版。印税は新薬開発研究や、難病対策と向き合う団体に寄付する。

妻を亡くした悲しみに寄り添う読売テレビアナウンサー・清水健さん
○ 清水健さん(39)は関西で月~金曜の夕方、視聴率トップを争う情報番組のキャスターを務める。この2年近く、私生活では幾度も涙を流してきた。
○ 昨年2月、結婚からわずか1年9カ月で妻の奈緒さんが他界。29歳だった。告別式では生後3カ月の長男を抱いて挨拶した。
 妻は妊娠直後に悪性度が高く進行の早い乳がんが見つかったが、出産も自身の生存も諦めなかった。
○   清水健さんは夫としてできることは何か。入院先の病室で寝泊まりしながら仕事に通い、新薬治験の可能性などを求めて多くの医師を訪ねた。
 死の2カ月前に家族3人で離島に旅行した思い出、6日前に「もう抗がん剤は打てない」と医師に告げられ、妻の前で嗚咽(おえつ)したことへの後悔。そんな経験や妻への感謝をつづった著書「112日間のママ」(小学館)を2月に出版。印税は新薬開発研究や、難病対策と向き合う団体に寄付する。

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