2016年12月4日日曜日

12月4日NHK日曜美術館「絵は歌うように生まれてくる~画家・谷川晃一 森の生活~」を見る。 伊豆高原の森の中。鮮やかな色とエネルギッシュなフォルムに満ちた絵を描くのが画家・谷川晃一さん(1938~)78歳。パートナー宮迫千鶴さんを亡くし、一人創作する日々を追った。 谷川晃一さんは伊豆の自然の中に生き、森の精霊に融合したのである。 谷川晃一さんは、戦後の前衛美術に深く関わり、美術評論家としても活躍。画家でエッセイストの宮迫千鶴さんと出会い、一緒に伊豆高原に移り住んだ。豊かな自然の中で二人の作品は大きく変わる。 二人は波長の合う良いパートナーだった。二人は先入観に捕らわれない絵を描いた。谷川さんはえをうたうように描く。  ところが2008年、パートナー宮迫さんが突然、病で亡くなった。以来、谷川さんは、一人で創作を続けている。雑木林で沢山のいのちを感じる日々。絵に不思議な形が登場し、鮮やかな色が満ちる。いのちあふれる作品ができていく日々を見つめる。 谷川さんは回り道が好きだ。人生回り道も言いな。 谷川さんは「雑めく俳句(雑俳)」も作っている。面白いな。 たらちねの母と鱈ちりチリの夜 赤毛のアンもんどりうってモンドリアン アヴィニョンの橋の下で水アヴィニョン

12月4日NHK日曜美術館「絵は歌うように生まれてくる~画家・谷川晃一 森の生活~」を見る。
伊豆高原の森の中。鮮やかな色とエネルギッシュなフォルムに満ちた絵を描くのが画家・谷川晃一さん(1938~)78歳。パートナー宮迫千鶴さんを亡くし、一人創作する日々を追った。
谷川晃一さんは伊豆の自然の中に生き、森の精霊に融合したのである。
谷川晃一さんは、戦後の前衛美術に深く関わり、美術評論家としても活躍。画家でエッセイストの宮迫千鶴さんと出会い、一緒に伊豆高原に移り住んだ。豊かな自然の中で二人の作品は大きく変わる。
二人は波長の合う良いパートナーだった。二人は先入観に捕らわれない絵を描いた。谷川さんはえをうたうように描く。 
ところが2008年、パートナー宮迫さんが突然、病で亡くなった。以来、谷川さんは、一人で創作を続けている。雑木林で沢山のいのちを感じる日々。絵に不思議な形が登場し、鮮やかな色が満ちる。いのちあふれる作品ができていく日々を見つめる。
谷川さんは回り道が好きだ。人生回り道も言いな。
谷川さんは「雑めく俳句(雑俳)」も作っている。面白いな。
たらちねの母と鱈ちりチリの夜
赤毛のアンもんどりうってモンドリアン
アヴィニョンの橋の下で水アヴィニョン

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