「浮世絵で見る年中行事 中村祐子、大久保純」を楽しく読む。
江戸時代は約260年の平和な時代であった。浮世絵は江戸時代の庶民文化であった。浮世絵は世界に誇る文化だ。
○ この本はは旧暦1月から12月まで、春夏秋冬の行事を代表的な美しい浮世絵と共に辿る一冊だ。旧暦とは太陰暦で今でも農業で使われているのだ。
○ 浮世絵、俳句に興味ある方には是非読んで貰いたい本だ。
言う迄もなく浮世絵に添え、簡単な解説に加えて、各月毎の主な行事一覧、或いは大きな行事のしきたりを掲載する等の工夫もあり、江戸時代の年中行事をコンパクトに学べる良書だ。私達日本人が季節を重んじて来たかという事がよく解る。
この本を読んで、四季に恵まれた日本に於いて「季節の移ろい」を楽しむ事の幸せと心の豊かさを思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿