2015年9月24日木曜日

「幕末辰五郎伝 半藤一利」を読む。

9月24日。「幕末辰五郎伝    半藤一利」を読む。
江戸市中に組織された町火消を束ねる頭、を組の新門辰五郎。気つ
風がよくて、豪胆そのもの。娘のお芳が御三卿一橋家の慶喜の側室になる。それで後の十五代将軍徳川慶喜と仲良くなる。頻繁に慶喜の屋敷出入りし、屈強な子分たちを率い「殿さん」の身辺警護を買って出る。勝海舟とも親友だ。勝海舟は西郷隆盛との談判が決裂したら官軍を江戸に入れ焚殺する策を持っていた。勝は辰五郎に協力を要請する。勝と西郷の談判は成功し、官軍は敗北を免れた。

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