2016年12月9日金曜日

「ぼくのマンガ人生 手塚治虫」を読む。 手塚治虫さん(1928~1989)の1986年~1988年の晩年の講演を抜粋した記録集だ。太平洋戦争を生き抜いた手塚治虫さんは、どの作品においても一貫して生命の尊さを説いてきた。この著作では、生い立ちや漫画との関わり、自身の考えなどから訴える。 ○ 大人は子供に対等に向き合うべき(彼らに対して、私たちの次の世代を生きる者としての敬意を持ち、そのために私たちは彼らに大切なことを教えなくてはならない)というメッセージは胸に残る。 ○ 手塚治虫さんのマンガは大阪大空襲と8月15日が原点だ。子供時代、父母、先生、友人との触れあい、作品にこめた熱いメッセージを語る。マンガを読み聞かせてくれた母、作文する楽しさを教えてくれた小学校の乾先生、絶体絶命の苦境で助けてくれた葛西さん。彼の創作を支えたものは闘争心であった。 この本の不滅のマンガ家手塚治虫さんが残した言葉に胸が打たれる。 

「ぼくのマンガ人生 手塚治虫」を読む。
手塚治虫さん(1928~1989)の1986年~1988年の晩年の講演を抜粋した記録集だ。太平洋戦争を生き抜いた手塚治虫さんは、どの作品においても一貫して生命の尊さを説いてきた。この著作では、生い立ちや漫画との関わり、自身の考えなどから訴える。
○ 大人は子供に対等に向き合うべき(彼らに対して、私たちの次の世代を生きる者としての敬意を持ち、そのために私たちは彼らに大切なことを教えなくてはならない)というメッセージは胸に残る。
○ 手塚治虫さんのマンガは大阪大空襲と8月15日が原点だ。子供時代、父母、先生、友人との触れあい、作品にこめた熱いメッセージを語る。マンガを読み聞かせてくれた母、作文する楽しさを教えてくれた小学校の乾先生、絶体絶命の苦境で助けてくれた葛西さん。彼の創作を支えたものは闘争心であった。 この本の不滅のマンガ家手塚治虫さんが残した言葉に胸が打たれる。 

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