「日本語帳 大野晋」を読む
私達は文章を書く時正確な単語を使っているか。分かり易い文章を書いているか。
○ 日本の大新聞も随分、意味の不明な混乱した文章を掲載している。
○「思う」とは胸に思う事だ。「考える」とは古来比較、組立て、構成を意味する言葉だ。
デカルトの「我思う、故に我あり」は誤訳。ラテン語の原文では「我考える。故に我あり」だ。
○ 芸術品も、文章も一流を見なければ観賞眼で成長しない。
○ 「は」は上にある主語を孤立させる。「が」は上の名詞と下の文章を接着させ。
○文章を簡潔に書こう。「小説の神さま」と呼ばれた志賀直哉は簡潔な文章を書いた。
○を要約(縮小)する訓練をしよう。(例えば新聞の記事)。贅肉を落とした良い文章になる。
○ 長い文章をだらだら書く人の頭脳は整理されていない。
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