11月4日,11日二回にわたり放送。 歴史秘話ヒストリア「冒険・80日間世界世界一周19世紀末に2人の女性が史上最速記録に挑戦」を見る。
舞台は19世紀末のニューヨーク。空想科学小説の父ジュール・ヴェルヌが『80日間世界一周』を著わした16年後、
○ 1889年に「80日間で本当に世界を一周できるのか」という疑問に真っ向から挑んだ2人の女性がいました。
○ 「写真左ネリー・プライ 右エリザベス:ビスランド 」
2人は新聞・出版業界の記者。社の威信を背負い、東回りと西回り、8時間の時差でほぼ同時に出発した2人は、19世紀末の世界を舞台に抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げました。幾多のトラブルに遭遇しつつも、それを克明に書き留めていく2人の波乱万丈の冒険旅行を、前後編2回シリーズで放送される。
○ しかし、時は19世紀末。女性の一人旅なんて、まずありえない時代です。当時、女性が働く事自体がまだまだ珍しく、記者全体の女性の割合はたったの2%に満たなかったという情報もあります。まさに女性のパイオニア。その2人がなぜ、突如ライバルとして世界一周の旅に出ることになったのか。そこには現代では信じられないような秘話がありました。
ネタに苦しむ女性記者ネリーは、ベストセラー『80日間世界一周』をヒントに、「女性が一人で最速の世界一周に挑む」という無茶な企画を提案します。
○ ネリー・プライの企画は編集長のジョーゼフ・ピュリツァーの目にとまり、わずか3日の準備期間ののち、ネリーはかばん一つでイギリス行きの蒸気船に飛び乗ることになった。
○ 一方、その記事を読んだライバルの編集長は即座に逆ルートで看板記者エリザベス・ビスランドを派遣することを決定。
ネリーに遅れること、わずか8時間で準備を整え大陸横断鉄道に乗車します。ところがなんと、ネリーもエリザベスも一度も海外旅行の経験がなかったというから驚きです。
○ もちろん急発進した弾丸トラベルには、旅を行き詰まらせるほどの困難がいくつも待っていました。空想を現実にしようとする2人の女性は、無事に世界一周を果たした。
○ そして彼女たちの対決はネリー・プライが72日、エリザベス・ビスランドが76日で世界一周を達成した。
その後1991年にエリザベス・ビスランはは再び日本を訪れ観光を楽しむ。
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