2016年11月9日水曜日

「古典の森へ  田辺聖子、工藤直子」を読む。 ○ 私が思うに素晴らしい古典が現れのは平安時代と江戸時代だ。平安時代は400年の、江戸時代は260年の平和な時代だった。 ○ 紫式部と和泉式部は良きライバルだった。ライバルがあってこそ良き芸術が育つのだ。 ○ 古典は難しいと思うが決してそうではない。古典文学はまさに文学の珠玉だ。古典はまず現代訳を読み、更に原文に進むのも良いだろう。 田辺聖子さんは古典作品の面白さを語ってくれます。 この本の中でも『古事記』『落窪物語』等など著者が愛してやまない古典作品だ。 ○ 『落窪物語』は日本古典のシンデレラの物語だ。 ○ 一際目を引いたのが『平家物語』だ。田辺聖子さんは平家物語に出てくる男性たちの華と潔さに惚れ込んでいるようだ。現代の女性から見て平成の草食系、マザコン男性は情けない。 古典の中に私達が忘れてしまいがちな日本独特の美しさもこの本の中に見出されている。この本は『日本って良いな』と思わせてくれる本だ。

「古典の森へ  田辺聖子、工藤直子」を読む。
○ 私が思うに素晴らしい古典が現れのは平安時代と江戸時代だ。平安時代は400年の、江戸時代は260年の平和な時代だった。
○ 紫式部と和泉式部は良きライバルだった。ライバルがあってこそ良き芸術が育つのだ。
○ 古典は難しいと思うが決してそうではない。古典文学はまさに文学の珠玉だ。古典はまず現代訳を読み、更に原文に進むのも良いだろう。
田辺聖子さんは古典作品の面白さを語ってくれます。
この本の中でも『古事記』『落窪物語』等など著者が愛してやまない古典作品だ。
○ 『落窪物語』は日本古典のシンデレラの物語だ。
○ 一際目を引いたのが『平家物語』だ。田辺聖子さんは平家物語に出てくる男性たちの華と潔さに惚れ込んでいるようだ。現代の女性から見て平成の草食系、マザコン男性は情けない。
古典の中に私達が忘れてしまいがちな日本独特の美しさもこの本の中に見出されている。この本は『日本って良いな』と思わせてくれる本だ。

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