「山下りん 大下智一」を読む。
私は最近新宿の「中村屋サロンミュージアム」で山下りんのイコン画(聖画)を見ました。今まで何回か彼女のイコン画を見ました。
山下りん(1857~1929享年81歳)のイコン画はロシアのエルミタージュ美術館にも展示されている。
彼女は日本で初めての公立美術学校、工部美術学校初めての女子画学生だ。
絵を学びたいが為に、15歳で茨城県の笠間から家出する。連れ戻されるが、翌年、家人を説得して東京へ行く。
神田のニコライ堂でロシア正教に入信する。その後独りでロシアに留学しペテルブルグの修道院でイコン画を学ぶ。彼女の絵は信仰の絵である。亦聖人の顔はどこか日本風である。
帰国後、日本の多くの正教会のイコン画を描く。
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