「似顔絵 山藤章二」(岩波新書)を読む。 この本には山藤章二さんの作品も多く掲載されていて面白い。山藤さんは現代の写楽だ。 ○ 似顔絵は肖像(そっくり)画とは違う。相手に近寄るのでなく、自分の手元に引き寄せ手玉に取るのだ。 ○ 山藤二さんは言う。「写楽は似顔絵の先駆者、大先達だ。」 山藤章二さんはは自らを「戯れ絵師」と言う。 ○ 似顔絵には「パロディ、ギャグ、批評、風刺、ナンセンス」があるのだ。 似顔絵は絵の川柳だ。川柳は社会の不合理、権力者の偽善を笑い飛ばすのだ。
コメントを投稿
0 件のコメント:
コメントを投稿