「陸軍中野学校と沖縄戦 川満彰」を読む。
○ 太平洋戦争末期、激しい戦闘が行われた沖縄に、陸軍中野学校出身者の42名が潜伏した。諜報活動など秘密戦を学んだ彼らの任務とは護郷隊(少年隊)を組織する事であった。
○ 当時から存在が隠されていたこの組織は、故郷を護(まも)る隊という意味で「護郷隊(ごきょうたい)」と名付けられた。護郷隊は山に潜み、最前線で奇襲攻撃を繰り返すゲリラ部隊であった。
○ 護郷隊は沖縄県恩納岳(おんなたけ)、多野岳(たのたけ)に合計約1000名配置された。その内162人が戦死したとされる。
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