2015年8月15日土曜日

「宿命の子 高山文彦」を読む。

「宿命の子  高山文彦」を読む。
この本は著者高山文彦さんの笹川陽平氏への心温まる友情の書である。
笹川陽平氏は笹川良一氏の正妻でない母から三男として生まれた。陽平氏は随分苦労された。笹川陽平氏は父上笹川良一氏の日本財団の経営を継承された。笹川陽平氏はハンセン病患者の支援に努力されている立派な尊敬すべき慈善家である。
父、笹川良一氏についてはWikipediaの記事を参考とする。
笹川良一氏は戦後、A級戦犯として巣鴨プリズンに収監された。また笹川良一氏はアメリカのタイム誌のインタビューでは「私は世界で一番金持ちのファシストである」と答えている。また同時に「社会奉仕活動に熱心なお爺さん」というイメージを持たれる人物だ。当時笹川良一氏の経営する競艇事業の収益の内年間およそ660億円が笹川良一氏の財団に入る仕組になっていた。

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