2014年12月27日土曜日

小学生が選んだ来年の漢字

小学生に「未来」託したい。平和があってこそ「楽」がある。君たちは決して戦争へ道を歩むな。
○小学生が選んだ「未来の漢字」は「楽」。年末恒例の「今年の漢字」を主催する日本漢字能力検定協会(京都市)は12月26日、小学生から募った「未来」と聞いて思い浮かべる漢字の集計結果を発表した。6387通の応募があり、1位の「楽」は674通を集めた。
 「今年の漢字」の20周年記念で、清水寺(京都市東山区)の舞台で発表された。「楽」に次いで多かったのは「明」「夢」「優」「幸」「光」「和」「希」「輝」「美」の順だった。この日は全国から集まった小学生20人が和紙に墨や絵の具などで未来の一字を披露。色とりどりのクレヨンで「楽」と書いた鳥取市の4年生浜田夏維くん(10)は「今より楽しく笑っていられるようにと書きました」。「喜」と書いた仙台市の6年生金澤英里さん(12)は「東京オリンピックなどを通じて日本に生まれて良かったと喜びを感じられるように願いを込めました」と話した。
 清水寺の森清範貫主は「将来に向かって明るい字が選ばれたことが素晴らしい」と語った。

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