世界的な発明者「升岡富士雄博士」が報われない日本を嘆く。
“報われない”“日陰者”という意味の“Unsung”という形容詞を冠せられた主人公は、1980年代に「フラッシュメモリ」を開発し、世界を凌駕した舛岡富士雄博士だ。
シリコンバレーのコンピュータ歴史博物館でも日本発の技術として初めて殿堂入りした、世界的ヒーローの成した偉業は、日本であまり知られていない。
○ 東芝は2016年のフラッシュメモリ事業の売り上げは8100億円にと予想している。
○ フラッシュメモリは自動車やコンピュータ、携帯電話などに組み込まれて半導体分野に新風を巻き起こした、そのフラッシュメモリの生みの親が、舛岡富士雄博士である。日本で業績を正しく評価されないことに不満に感じている研究者は、舛岡だけに留まらない。青色LEDを発明した中村修二博士は、01年、特許の帰属を巡り、勤務していた日亜化学工業を相手に訴訟を起こした。そして、中村は現在、米国で暮らしている。
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