2015年3月17日火曜日

中山忠彦愛の軌跡。

 画家 中山忠彦さん愛の軌跡。
中山忠彦が永遠のモデル「良江さん」と出会うのは、1963年5月、写生旅行で乗った会津若松の近くのローカル線の中だった。列車を降りるとき、二つ前の席に座る女性に、東京の住所と、画家を目指していることなどを書いた紙切れを渡す。
「それは五月の十日前後、新緑のころでしたから、車窓から緑が照り映えて、なかなか雰囲気としては良かったんですね。」
間もなくはがきが届き、2年後に二人は結婚。そして、「YOSHIEは私の外部にある私の内部です」とまでいわれる二人の歩みがスタートしたのだった。そぼ後、中山忠彦さんは良江さんの絵だけを描き続ける。

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