2015年3月19日木曜日

後醍醐天皇

NHK英雄たちの選択「闘う覇王・後醍醐天皇~未完に終わった建武の新政を見る。
鎌倉幕府を倒し、天皇親政による国づくり「建武の新政」を始めた後醍醐天皇。しかし、建武2年(1335)、武士の不満をくみ取った足利尊氏は天皇に反旗を翻し、京に向け進軍を開始。運命の選択を迫られた天皇。迎撃か、一時撤退か、それとも和睦か。楠木正成の一時撤退策に従えば、後醍醐天皇側に勝算があった。しかし楠木正成の献策を無視したのが敗北原因だった。後醍醐天皇には時代を数百年先取りした先進的な新政の実態があった。それは貨幣の統一だった。長年に亘り異形と呼ばれた後醍醐天皇、しかし明治維新の際に政治の中心とした天皇像として甦った。

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