『僕の見た「大日本帝国」 西牟田晴』を読む。日本人は1945以前には我が国を「大日本帝国」と呼んでいた。
著者は1970年生まれ。戦争を知らない世代である。過去の日本史を辿る旅に出る。教科書には書かれていない歴史がある事を知る貴重な旅物語である。海外ツアーの観光旅行も結構だ、しかし国家の来し方を辿る旅も貴重である。
サイパンには十字架と共存する鳥居、パラオには青い日の丸、ロシア領サハリンの鳥居、潘陽には見せしめにされた記念碑、旅順には落書きだらけの慰霊碑。かつて日本の領土だった国々に残る知られざる反日と親日のリ実際を知ることより国際友好が始まるにではないだろうか。
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