「日本人にとって聖なるものとは何か 上野誠」を読む。 古代日本人にとって神は 、一神教で言う神とは異なった存在であった。つまり多神教を越えた「無限神教」なのだ。 日本の古代人にとって山岳や森林をはじめ、あらゆる事物が今なお崇拝の対象となった。遠くさかのぼれば、「古事記」に登場する神々は、非常に人間らしい神であった。この古代日本人の独特の宗教観や自然観は現代にまで影響を及ぼしている。 「カムナビ(神のいます地)」「ミモロ(神の降臨する森)」などの言葉をは自然を崇める言葉であった。
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