2018年9月6日木曜日

「岡本太郎 平野暁臣」 「ぼくは君の心のなかに実在している。疑う必要はないさ。そうだろ。 岡本太郎」  岡本太郎はピカソの「ゲルニカ」を超える芸術を目指した。それが「太陽の搭」である。 ○ 岡本太郎の妻、敏子さんの甥である著者による、太陽の塔の成立と、1970年大阪万博という大イベントにあって太陽の搭が持っていた意義と特異性、そのエネルギーについて考察することで、昨今再び脚光を浴びる。岡本太郎の人となりを紹介した新書である。 著者は「岡本太郎記念館」の館長である。 ○ 岡本太郎について深く知ろうとすれば、大阪府吹田市に足を運び太陽の搭と対峙するとか、東京都港区南青山の岡本太郎記念館で彼の作品を凝視するのが良いだろう。 ○「縄文の発見」は岡本太郎の偉大なる功績である。それ以前には縄文土器は考古学上の発掘物とされていた。岡本太郎は縄文土器の芸術性を見出した。 私は2018年8月東京国立博物館で開催された「縄文展」を見て縄文人のエネルギーに圧倒された。

「岡本太郎 平野暁臣」
「ぼくは君の心のなかに実在している。疑う必要はないさ。そうだろ。 岡本太郎」
 岡本太郎はピカソの「ゲルニカ」を超える芸術を目指した。それが「太陽の搭」である。
○ 岡本太郎の妻、敏子さんの甥である著者による、太陽の塔の成立と、1970年大阪万博という大イベントにあって太陽の搭が持っていた意義と特異性、そのエネルギーについて考察することで、昨今再び脚光を浴びる。岡本太郎の人となりを紹介した新書である。
著者は「岡本太郎記念館」の館長である。
○ 岡本太郎について深く知ろうとすれば、大阪府吹田市に足を運び太陽の搭と対峙するとか、東京都港区南青山の岡本太郎記念館で彼の作品を凝視するのが良いだろう。
○「縄文の発見」は岡本太郎の偉大なる功績である。それ以前には縄文土器は考古学上の発掘物とされていた。岡本太郎は縄文土器の芸術性を見出した。
私は2018年8月東京国立博物館で開催された「縄文展」を見て縄文人のエネルギーに圧倒された。

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