2018年9月3日月曜日

「図説七福神 戎光詳出版」を読む。 この本は初夢と宝船/福助/恵方/七福神めぐり。全国の七福神に至るまで、250点をこえる写真図版でやさしく解説する。 ○ 日本人にとり七福神は幸せの神である。日本人にとり七は呪術的な数字であった。 七福神とは「恵比須神」「大黒天」「毘沙門天」「弁財天」「寿老人」「福禄寿」「布袋」を言う。七福神は室町時代に成立した。 ーーーーーーーーーーーーー ○ 「恵比須神」は七福神中唯一の日本起源の神である。出自には諸説あるが漁業と商売繁盛の神である。 ○ 「大黒天」は元々インドのシヴァ神であったが、日本の大国主命と一体視され福の神になった。 ○ 「弁財天」は元々インドの河川の神である。水の流れる音から音楽の神、福富の神になった。 ○ 「毘沙門天」は仏法を守る神、財宝福徳を守る神であった。単独の神としては軍神である。 ○ 「寿老人」は元々星座の「カノープス」と言う星であったが、中国では「寿星」と呼ばれ長寿の神となった。 ○ 「福禄寿」は南極星の事であり道教で理想化される福、禄、寿、を備える神となった。 ○ 「布袋」は七福神の中唯一実在の人物で中国の禅僧であった。悠々自適の生き方が庶民にとり魅力的であった。彼は弥勒菩薩の化身とも言われた。 ーーーーーーーーーーーー 世の中が不景気になると七福神参りが増える。「苦しい時の神頼り」であろうか。 ○ 福神漬けは明治10年頃に酒悦の15代目野田清右衛門が発明した。七種類の野菜を使っているので七福神に因み福神漬けと言う名前にした。 ○ ヱビスビールは商売繁盛の恵比須神にあやかりこの名前にした。

「図説七福神 戎光詳出版」を読む。
この本は初夢と宝船/福助/恵方/七福神めぐり。全国の七福神に至るまで、250点をこえる写真図版でやさしく解説する。
○ 日本人にとり七福神は幸せの神である。日本人にとり七は呪術的な数字であった。
七福神とは「恵比須神」「大黒天」「毘沙門天」「弁財天」「寿老人」「福禄寿」「布袋」を言う。七福神は室町時代に成立した。
ーーーーーーーーーーーーー
○ 「恵比須神」は七福神中唯一の日本起源の神である。出自には諸説あるが漁業と商売繁盛の神である。
○ 「大黒天」は元々インドのシヴァ神であったが、日本の大国主命と一体視され福の神になった。
○ 「弁財天」は元々インドの河川の神である。水の流れる音から音楽の神、福富の神になった。
○ 「毘沙門天」は仏法を守る神、財宝福徳を守る神であった。単独の神としては軍神である。
○ 「寿老人」は元々星座の「カノープス」と言う星であったが、中国では「寿星」と呼ばれ長寿の神となった。
○ 「福禄寿」は南極星の事であり道教で理想化される福、禄、寿、を備える神となった。
○ 「布袋」は七福神の中唯一実在の人物で中国の禅僧であった。悠々自適の生き方が庶民にとり魅力的であった。彼は弥勒菩薩の化身とも言われた。
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世の中が不景気になると七福神参りが増える。「苦しい時の神頼り」であろうか。
○ 福神漬けは明治10年頃に酒悦の15代目野田清右衛門が発明した。七種類の野菜を使っているので七福神に因み福神漬けと言う名前にした。
○ ヱビスビールは商売繁盛の恵比須神にあやかりこの名前にした。

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