2016年7月24日日曜日

法隆寺伝来か。7世紀の木簡発見。古代のロマンだな。 東京国立博物館の所蔵品に、法隆寺伝来とみられる7世紀の木簡が見つかり、博物館などが22日、発表した。食料品の売買記録や漢文詩の学習のために記したとみられ、博物館は「古代の寺院生活をうかがうことのできる重要な史料」としている。  見つかった木簡は8点で、長さは20~30センチ。「売俵十一」や「塩七十」など、米や塩を売買したと考えられる記録や、漢文の詩「千字文」の一節「孝当竭力 忠則尽命(父母への孝行には全力を尽くし、主君への忠義には命を尽くせ)」を表裏に書いたものが見つかった。  文字を分析した奈良文化財研究所(奈良市)によると、日付の記述に関わる「月生」という文字は7世紀の木簡の特徴であることや、他の木簡との比較から7世紀後半の可能性があるという。発掘で出土した木簡は7世紀前半のものがあるが、代々伝わった木簡としては最古級という。 研究所は「事務作業などで広く使われていたのだろう。法隆寺の中で木簡が大活躍していた様子がよく分かる」としている

法隆寺伝来か。7世紀の木簡発見。古代のロマンだな。
東京国立博物館の所蔵品に、法隆寺伝来とみられる7世紀の木簡が見つかり、博物館などが22日、発表した。食料品の売買記録や漢文詩の学習のために記したとみられ、博物館は「古代の寺院生活をうかがうことのできる重要な史料」としている。
 見つかった木簡は8点で、長さは20~30センチ。「売俵十一」や「塩七十」など、米や塩を売買したと考えられる記録や、漢文の詩「千字文」の一節「孝当竭力 忠則尽命(父母への孝行には全力を尽くし、主君への忠義には命を尽くせ)」を表裏に書いたものが見つかった。
 文字を分析した奈良文化財研究所(奈良市)によると、日付の記述に関わる「月生」という文字は7世紀の木簡の特徴であることや、他の木簡との比較から7世紀後半の可能性があるという。発掘で出土した木簡は7世紀前半のものがあるが、代々伝わった木簡としては最古級という。 研究所は「事務作業などで広く使われていたのだろう。法隆寺の中で木簡が大活躍していた様子がよく分かる」としている

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