7月18日BS-TBS歴史鑑定「江戸のタイタニック永代橋はなぜ崩落したのか？」を見る。 私は屡々永代橋を渡りながら、崩壊事件は知らなかった。犠牲者の冥福を祈ります。合掌。 東京の下町を流れる隅田川。その最も河口に架かる橋が「永代橋」です。現在架かる橋は４代目。最初にこの永代橋が架けられたのは江戸時代(1698年)のことでした。 しかし、「永代」というおめでたい名前とは裏腹に、1807年8月19日。永代橋で日本史上最悪の橋崩落事故が起きました。それが永代橋崩落事故です。 華やかで盛大な祭りの惨劇。一時的通行止めの後、一挙に民衆が橋渡ろうとした。さらに事故は江戸幕府の怠慢、費用不足理由で110年間危険と知りながら橋は１度も架け替えられなかった。幕府は事件1年後を再架橋する。「権力者は事故が起こるまで何もしない。」永代橋の事故が今に伝える「教訓」だ。 「永代と かけたる橋は 落ちにけり きょうは祭礼 あすは葬礼 大田南畝」

7月18日BS-TBS歴史鑑定「江戸のタイタニック永代橋はなぜ崩落したのか？」を見る。
私は屡々永代橋を渡りながら、崩壊事件は知らなかった。犠牲者の冥福を祈ります。合掌。
東京の下町を流れる隅田川。その最も河口に架かる橋が「永代橋」です。現在架かる橋は４代目。最初にこの永代橋が架けられたのは江戸時代(1698年)のことでした。　 
しかし、「永代」というおめでたい名前とは裏腹に、1807年8月19日。永代橋で日本史上最悪の橋崩落事故が起きました。それが永代橋崩落事故です。 
華やかで盛大な祭りの惨劇。一時的通行止めの後、一挙に民衆が橋渡ろうとした。さらに事故は江戸幕府の怠慢、費用不足理由で110年間危険と知りながら橋は１度も架け替えられなかった。幕府は事件1年後を再架橋する。「権力者は事故が起こるまで何もしない。」永代橋の事故が今に伝える「教訓」だ。
「永代と かけたる橋は 落ちにけり きょうは祭礼 あすは葬礼    大田南畝」