7月16日NHKスペシャル・古代史のミステリー「御柱〜最後の縄文王国の謎〜」を見る。
今年、長野県・諏訪は7年に一度の熱狂に包まれている。諏訪大社の「御柱祭」。男たちは山から切り出された巨木にまたがって崖を転がり落ち、勇壮なかけ声とともに社の四隅に巨木を立てる。日本のどこにもなく世界にも例がない「謎の祭」。過去1万年以上前から巨木には神が宿ると崇められていた。御柱祭は狩猟神と弥生の農耕神と対立和解の象徴であった。「山の巨木里に下りて神になる。」諏訪は黒曜石の産地であった。古代諏訪の縄文人は弥生農耕より縄文狩猟生活を選んだ。やがて紀元前3世紀頃に 農耕文化が諏訪に入る。農耕の神「建御名方命」は出雲の大国主命の次男であった。縄文の神と弥生の神と和解の象徴が御柱祭である。
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